インダストリアルインテリアとは?部屋作りのポイントやおすすめのカーテンを紹介

「インダストリアルインテリアってどんなインテリア?」
「インダストリアルインテリアの部屋を作るにはどうすればいい?」
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インダストリアルインテリアの特徴やお部屋作りのコツについて解説します。
最後にインダストリアルインテリアにおすすめのカーテンや家具・照明、雑貨も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
インダストリアルインテリアとは、「インダストリアル(工業的な)デザイン」のインテリアのことを指します。
インダストリアルデザインという言葉は、1919年にアメリカのジョーゼフ・サイネルによって初めて提唱されました。
当時は大量生産できる機能美にすぐれたデザインのことを指していましたが、現在はスチールやコンクリートがむき出しになった、無骨でかっこいいデザインとして認知されています。
インダストリアルインテリアとよく混同されるのが、ブルックリンインテリアです。
ブルックリンインテリアとは、アメリカのニューヨークにある「ブルックリン」発祥のインテリアのことです。
どちらも工業的でかっこいいデザインではありますが、インダストリアルインテリアがモノトーンで無機質なのに対し、ブルックリンインテリアはレンガ色が特徴的で温かく重厚感のあるデザインになっています。
最近では「北欧×インダストリアル」のインテリアも人気が上昇中。
北欧インテリアの明るくて優しい雰囲気と、インダストリアルインテリアのかっこよさが混ざり合い、よりおしゃれで魅力的な空間になります。
北欧インテリアとインダストリアルインテリアをミックスさせる時は、配色は白やベージュ、グレーなどの北欧カラーにし、家具や照明をインダストリアルデザインのものにするのがおすすめです。
北欧インテリアについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
▽北欧風インテリアのコーディネート特集|おすすめの雑貨や家具もご紹介
インダストリアルインテリアの特徴は以下の3つです。
それぞれ解説します。
インダストリアルインテリアの特徴として、無機質で機械的なデザインが挙げられます。
インダストリアルインテリアのインダストリアルは、英語で「工場の」という意味があり、海外の工場や倉庫のような雰囲気がベースとなっています。
そのため、北欧インテリアのようなナチュラル感や温かみはなく、人工的で機械っぽいイメージが強いです。
インダストリアルインテリアの配色は、ブラックやグレー、濃いブラウンなどの落ち着いたカラーが中心となります。
ただし、空間が暗くなりすぎる場合は、天井や壁、床などを白やベージュなどの明るい色にしてみるのも一つの手です。
また、金属をイメージさせるゴールドやシルバー、光沢のあるメタリックカラーも相性が良いので、アクセントカラーとして取り入れるのも良いでしょう。
金属や木材などの素材が使われているのも、インダストリアルインテリアの特徴の一つです。
金属はアイアンやスチール、木材はウォールナットやナラ、タモがおすすめです。
また、金属や木材だけでなく、コンクリートやタイル、レザー、ファブリックなどの素材もよく使われているので、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、インテリア初心者でも簡単にインダストリアルな空間を作れるような、7つのコツをご紹介します。
まず、インダストリアルなお部屋にするなら、壁や床はコンクリートやレンガにするのが良いでしょう。
壁や床はお部屋の中でも特に大きな面積を占めているため、簡単にお部屋の印象を変えることができます。
賃貸にお住まいの方で、リフォームが難しい場合は、壁紙やフロアシートを使うことをおすすめします。
インダストリアルな雰囲気の照明を選ぶのもポイントです。
金属のメタリックな質感が映えるスチール製の照明や、工場で使われていそうなクランプ式の照明がおすすめです。
照明はフロアライトやデスクライトなど、小さなものから取り入れるといいでしょう。
モンステラやウンベラータなど葉が大きく色が濃く出る植物は、インダストリアルインテリアとの相性も抜群。
植物は日当たりのいい場所に置いて、インテリアのアクセントにしましょう。
ポスターは壁にかけなくても、フレームに入れて床に置いたり、コンセントを隠すように壁に立てかけるだけでも雰囲気がでるのでおすすめです。
エイジング加工が施された革製品やデニム素材は、インダストリアルインテリアにとてもよく合います。
ヴィンテージデザインのクッションカバーやラグはもちろん、オブジェやアートもおすすめです。
セカンドハンドの雑貨なら、お手頃価格で手に入るためお部屋にプラスしやすいのもポイント。
予算に余裕があれば、重厚感のあるどっしりとしたレザーソファやヴィンテージの時計など1点でも存在感のあるアイテムを選ぶのも楽しいですね。
物づくりが好きな方は、DIYで自分だけの空間に改造するのも良いでしょう。
木天板とアイアンの脚部でローテーブルを作ったり、シェルフやスチールを作ったりすることで、コストを抑えてインダストリアルなお部屋を作ることができます。
DIYは手間をかけた分だけ愛着も湧くので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
機能性を重視するインダストリアルインテリアでは、「使いやすさ」もお部屋を構成する大切な要素の一つです。
家具や雑貨を増やしすぎると、ごちゃごちゃした印象になり、機能性も低下してしまうので注意が必要です。
そのため、インダストリアルなお部屋作りをする際は、生活動線を守りながら快適に過ごせる空間設計を心掛けましょう。
インダストリアルなお部屋にしたい場合は、できるだけサステイナブルな空間を目指しましょう。
例えば、家具や雑貨を選ぶ際も、壊れにくく丈夫なものを選ぶことで、いつまでもそのアイテムを使い続けることができます。
また、リサイクルショップや蚤の市などで、セカンドハンドのアイテムを探すのも良いでしょう。
お部屋の雰囲気を左右するカーテンは、インテリアコーディネートの重要な要素の一つ。
広い面積を占めるアイテムだからこそ、イメージにぴったり合うデザインのものを選びましょう。
インダストリアルインテリアにマッチするカーテンを選ぶには、生地の質感と色味にこだわるといいでしょう。
クールな印象がお好みならネイビーやグレーの寒色系、モダンで上品なテイストならブラウン系の暖色がおすすめです。
さらに、インダストリアルインテリアの特徴であるコンクリートやアイアン、木材など家具のマテリアルと調和するような、重厚感のある生地が特に相性がいいと言われています。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/softwool-drapecurtain]
ウールの上質な素材感がお部屋をアップグレードしてくれる一枚。 密度の高い生地を使用しているので重厚感があり、コンクリートや木材家具との相性も抜群です。 インディゴデニムのような濃紺は、お部屋全体を引き締めてくれるアクセントカラーで、ファッション感覚で取り入れられそう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/comfortcotton-drapecurtain]
コットン100%の触り心地のいい生地は、毎日の開け閉めで指先が触れるたびにそっと撫でたくなるようなさらりとした質感。 シンプルで家具やファブリックとの相性がいいグレーは、長く使っても飽きが来ない使いやすいカラー。アートやグリーンをプラスするお部屋にはぜひ取り入れて欲しいカーテンです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/mellowcotton-drapecurtain]
メロウコットン グレー(遮光3級)は完全に真っ暗にならず程よく外の明るさを拾ってくれるので、夜の時間をお部屋で長く過ごす人におすすめ。 落ち着いたカラーで、無骨なインテリアも優しく包んでくれるような役割を果たしてくれます。 スタンダードなグレーカラーは、ブラックやブラウンの濃い色とも相性抜群です。
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魚の骨のように斜めのストライプが組み合わさった模様が特徴のヘリンボン。 クラシカルな印象をプラスしてくれるので、大人っぽいモダンインテリアのミックススタイルにおすすめの一枚。 取り入れやすい上品な雰囲気のカーテンです。洗濯機でお手入れ可能な使い勝手の良さも嬉しいポイント。
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本物のレザーそっくりの質感が魅力的なこちらは、実はウォッシャブルなポリエステル素材で作られたカーテンです。 レザー特有の表面のシワが忠実に再現され、ずっしりと重みを感じるような渋い仕上がりに。 スチールやステンレスなどのメタリックな家具との相性が抜群です。
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ほんのりグレイッシュなカラー展開で、14色のなかから自分好みの一枚を選べる無地シリーズ。特に軽やかなネイビーはどんな家具とも相性◎。 ダークカラーではありますが、光を優しく通すのでお部屋が暗くなりすぎず、空間全体をまとめてくれます。 床や壁の色を選ばないので、賃貸にお住まいの方にもおすすめです。
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ざっくりとした生地がカジュアルな印象のレースカーテン。目が粗いのでたっぷり光が注がれます。 ソファやテーブルなど、大型の家具で濃い色を取り入れることの多いインダストリアルインテリアは、ついお部屋が暗い印象になってしまいます。 そんな時は自然光で優しいアクセントをつけてみましょう。
お部屋づくりに欠かせない家具や照明は、インテリアの顔となる主役です。イメージに近いアイテムを取り入れられるよう、お部屋での配置場所などを想像しながら選びましょう。
インダストリアルインテリアに合う家具・照明を選ぶ時は、素材の質感や色味をチェックしましょう。
スチールや木材・コンクリートなどを用いた無骨でかっこいいデザインのものや、ブラック・グレーなどダークトーンのカラーがおすすめです。
全体のバランスを見ながら、1つずつ買い足すのもいいでしょう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/rto463-sofa]
ブラックスチールの線の細さが際立つデザインのモダンライクなソファ。 無駄のないシンプルな設計で、広々とした座面で快適に過ごすことができそうです。 肉厚なコーデュロイのファブリッククッションは、フレームのブラックを優しい印象に見せてくれるライトグレー。クールなお部屋にぴったりの一台です。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/hit-233]
ブラックの塗装が施されたオーク天板は、よく見ると木材の質感が綺麗に映えるモダンなデザイン。 木材とアイアンの絶妙なバランス感と、脚部の華奢な線が映えるおすすめのローテーブルです。 空間を引き締めつつも、抜け感のある脚部のおかげで奥行きが出るので、コンパクトなお部屋にもおすすめです。
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木材の素朴な質感がインダストリアルインテリアによく合う、チーク材が座面のスツール。 腰掛ける用途だけでなく、植物やちょっとしたオブジェを置くためのディスプレイとしても使えます。アイアンの脚部がすっきりとした印象のアイテムです。
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たっぷりと横幅のあるTVボードは、テレビ台としてだけでなく、アートや植物・ルームフレグランスなどをセットするのにぴったりのアイテム。 落ち着いた印象のブラックは、合わせるラグやカーテンなどのファブリックで様々なスタイリングを楽しめる使い勝手のいいカラーです。
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レトロな雰囲気をプラスしてくれるエジソン電球がセットになったペンダントライト。 ブルックリンのカフェのような、おしゃれなムードを楽しめるデザインは、ブラックのスチールでモダンに空間を引き締めてくれます。 リビングにもダイニングにもフィットする、スタンダードな照明です。
加えるアイテム一つでがらりと印象が変わるのが、インテリアの難しくも楽しいところ。シンプルな家具で構成されることが多いインダストリアルインテリアなら、合わせる小物雑貨で自由なスタイリングが楽しめるでしょう。
インダストリアルインテリアに合う雑貨を選ぶ時は、空間全体のバランスを見ながらワンポイントになる小物を探すのがおすすめです。
無骨でクールな印象のインダストリアルインテリアは、合わせる雑貨で様々な表情を楽しむことができます。
グリーンやリネンなどの自然素材を取り入れて、居心地の良い空間にしましょう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/grn-13]
日当たりやお世話を気にせず、気軽に取り入れることができるフェイクグリーン。 無骨で無機質な印象のインダストリアルインテリアとも相性がよく、自然に空間全体を優しい印象にしてくれます。 好みの鉢を合わせて、差し色として遊び心をプラスするのもおすすめです。
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素材の質感が感じられるグリーンベースは、コンクリートのようなざらつきがソリッドなムードをお部屋に加えてくれます。 深みがあるので、背の高い植物と組み合わせることもできます。
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エイジングされたような渋さを感じる、アンティーク調のミラー。 ありそうでなかった、鏡面をカバーできる扉付きの姿見です。 鏡として使う時以外もお部屋のワンポイントとして存在感を出してくれそうなアイテム。
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インダストリアルインテリアのシンプルで無骨なムードを邪魔しない、どんな空間にも馴染む無地のラグマット。 短めの毛足でさらりとした触り心地なので、ラグの上に家具を置いても安定し、様々なスタイリングを楽しむことができます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/style-kit-check-tilecarpet]
40cm角のタイル型カーペットは、お部屋の広さに合わせて自由に敷くことができる便利なアイテムです。 リビングやダイニングはもちろんのこと、寝室や玄関など、省スペースにも取り入れられるので、模様替えにもぴったり。 無造作に描かれたチェック模様が、こなれた印象をプラスしてくれます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/eeli-daina-cushioncover]
東欧リトアニアで2016年に誕生したホームテキスタイルブランドのクッションカバー。 丈夫であたたかみのあるリネンを贅沢に使用した存在感のあるデザインです。 細やかなヘリンボーンが織り込まれており、シンプルながらも細部にこだわりが詰まっています。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/eeli-cosiness-cushioncover]
同じく上質なリネンを使って作られたシンプルなクッションカバー。 エッジに施されたフリンジが、インダストリアルな空間に華やかさを添えてくれます。 シンプルなデザインだからこそ、素材の質感が活きるこだわりのアイテム。色違いで揃えるのもおすすめです。
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ウールの重厚感と繊細に編み込まれた模様がマッチしたクッションカバー。 カーテンと合わせてウールのあたたかみを感じるコーディネートにトライするのはいかがでしょうか?
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ふわふわと軽い手触りのワッフル織は、カジュアルでリラックスムード漂う印象。 ファッショントレンドとしても注目度の高いデザインで、お部屋にプラスするだけでこなれた雰囲気を演出してくれそう。 優しい触り心地なので、リビングだけでなく寝室にもおすすめのアイテムです。
今回は、インダストリアルインテリアの特徴やお部屋作りのコツについて解説しました。
インダストリアルインテリアとは、「インダストリアル(工業的な)デザイン」のインテリアのことです。
インダストリアルのお部屋作りをしたい場合は、お部屋をブラックやグレー、濃いブラウン中心の配色にしたり、金属や木などの素材の家具や雑貨を置くと良いでしょう。
WARDROBE sangetsuでは、インダストリアルインテリアに合うカーテン、家具や照明、雑貨などを豊富に取り揃えているので、ぜひチェックしてみてくださいね。