シャビーシックインテリアとは?インテリア実例や部屋作りのポイントを解説

洗練されたエレガントな雰囲気が特徴のシャビーシックインテリア。
この記事では、長く愛されているシャビーシックインテリアの特徴や、お部屋に取り入れる際のポイントをご紹介します。
上品でクラシカルな空間づくりのために、ぜひ参考にしてみてください!
シャビーシックとは、古びた・古めかしいという意味の「Shabby」と、おしゃれで上品なという意味の「Chic」を組み合わせた言葉です。
シャビーシックインテリアは、これらの要素をミックスしたノスタルジックでエレガントなインテリアスタイルのことを指します。
長い間大切に使い続けてきたような風合いの家具と、自然素材の質感やレース、花柄のモチーフなどを組み合わせてスタイリングをします。
アンティークとヴィンテージの違いは以下の通りです。
アンティーク | 製造から100年以上経過した高品質で希少性の高いもの |
---|---|
ヴィンテージ | 製造から30年以上100年未満経過したもの |
どちらも、長い時間を経て世代の移り変わりを越えて今でも残っている製品を指し、その希少性や価格は年々高騰しています。
次に、シャビーシックインテリアのイメージを深めるために、お部屋ごとのインテリア例を見てみましょう。
お部屋全体のスタイリングでなくても、シャビーシックインテリアの要素を取り入れるヒントが見つかるはずです。
シャビーシックなムードが漂うリビングを作るには、お部屋の主役になるソファやテーブルがキーアイテムになります。
長い年月を感じる使い古された風合いのテーブルや、曲線的で優美なデザインのチェアやスツールなどの家具を取り入れるといいでしょう。
レースやリネンなど、素材の風合いを感じるファブリックをソファーカバーとして使うのもおすすめです。
心地よいシャビーシックインテリアでベッドルームをつくるには、白や淡いトーンのカラーをたっぷり使うことが大切です。
パステルカラーやエレガントな花柄のベッドカバー、レースのカーテンやブランケット。寝室であれば、シャビーシックなインテリアを作るためのファブリックを簡単に取り入れることができます。
ポイントとしては、ホテルライクな真っ白のオフホワイトではなく、柔らかい印象の生成りや黄味がかった白を選ぶと良いです。
生活感が出やすいダイニングは、大きな家具をシャビーシック調のものにすれば簡単に印象を変えることができます。
例えば、テーブルとチェアのダイニングセット。ヴィンテージ調の加工がされたものや、アンティーク家具を選べば一気にシャビーシックなムードが漂うダイニングに。
飾り窓のついた食器棚もおすすめのアイテムです。お気に入りの食器やティーセットをディスプレイ感覚で収納することができ、小物でインテリアのアクセントをプラスできます。
続いて、シャビーシックインテリアの部屋作りで欠かせない3つのポイントをご紹介します。
これらのポイントを抑えることで、誰でも簡単にシャビーシックインテリアを取り入れることができます。
今のお部屋や手持ちの家具に合わせて、少しづつトライしてみましょう!
空間の印象を決める配色は、ホワイトやクリーム色をメインとし、グレーがかったくすみカラーをチョイスしましょう。
パステルカラーでも、クリーミーな色味より明度の低いカラーを選ぶことで、上品で大人っぽい印象のシャビーシックインテリアに近づきます。
テーブルやチェアなどの家具は、ホワイト塗装されたものやアッシュ系の淡いトーンがおすすめです。
長い時間の経過を思わせるシャビーシックインテリアでは、使い込むことで塗装剥げや色味の変化が生まれる自然素材が欠かせません。
家具であれば、無垢材などのナチュラルな木材、ファブリックならコットンやリネンがぴったり。
これらの自然素材を取り入れる際も、1で取り上げた色味のポイントを意識するようにしましょう。
自然素材を用いていなくても、エイジング加工が施されたものやヴィンテージ調の家具であれば、より手頃な価格で取り入れることができます。
シャビーシックインテリアでは、使い古された経年による風合いがスタイリングの鍵となります。
新品のテーブルにペンキを塗装したり、逆に塗装をヤスリで落としたり。自分の手でシャビーシックな家具を作り出せば、長く愛せるアイテムになりそうです。
次に、シャビーシックインテリアにぴったりのカーテンをご紹介します。
お部屋の印象を大きく左右するカーテンは、機能性だけでなくデザイン性も重要なポイントです。
空間に合ったカーテンを選んで、シャビーシックインテリアの世界観をお部屋にプラスしましょう。
洗練されたエレガントな雰囲気が特徴のシャビーシックインテリアには、自然素材のカーテンがおすすめです。
濃い色味はなるべく避けてグレートーンの優しい穏やかな色味を選ぶと、シャビーシックの落ち着いた印象を引き出してくれるでしょう。
シンプルなホワイトは、ラグやクッションカバーなどの小物でカラーや柄物を取り入れやすい、いちおしのカラーです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/ouminoasa-drapecurtain]
豊かな自然に恵まれた、琵琶湖周辺の湖東地域で作られる「近江の麻」は産地にも素材にもこだわった上質なリネンです。 光に透けるリネンのネップが、シャビーシックインテリア特有の少し古びた風合いに絶妙にマッチします。 リネンの優しいホワイトカラーが、お部屋全体を明るいムードで包み込んでくれそうです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/ashlinen-drapecurtain]
リネン100%の良質なカーテンがお手頃価格で手に入る人気のシリーズです。 薄くグレーがかった紫色を指すモーブというカラーは、シャビーシックインテリアの特徴とも言える上品で優しいカラー。 アンティークの家具や、白を基調とした空間にそっと華を添えてくれる色合いです。グレーやベージュのファブリックと組み合わせて、リビングや寝室をコーディネートしましょう。
[https://wardrobe-sangetsu.myshopify.com/products/throughlinen-lacecurtain]
スルースリネンは、フランスやベルギー、オランダにまたがるフランダース地方の高品質なリネンをイタリアで染色した糸で織られたレースカーテンです。 軽やかで爽やかな印象のホワイトですが、リネンが持つ自然素材ならではの優しい風合いがシャビーシックインテリアにもぴったり。 通年使える素材も嬉しいポイントの一つです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/milkyway-drapecurtain]
光を浴びてきらりと光るラメが施されたカーテンです。 上品な淡いパープルは、甘すぎず大人っぽい絶妙な色合い。シャビーシックインテリアの可愛らしくも洗練された印象を引き立てるのにおすすめのカーテン。 花柄やアンティーク家具をあつらえたお部屋に、優しい温もりをプラスしてくれそうな一枚です。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/mellowcotton-drapecurtain]
コットン100%の柔らかい手触りとしっかりと厚みのある生地が特徴のカーテンです。 きめ細やかな生地のためカーテンを通じてお部屋に入る光も繊細で柔らかい印象になります。 清潔感のあるまろやかなホワイトで、シャビーシックインテリアに明るく爽やかなムードを加えてくれそうです。
続いて、シャビーシックインテリアによく合うファブリックをご紹介します。
布物の有無で、お部屋の印象はガラリと変わります。
「カーテンや家具などの大きなインテリアを変えるのは難しいけど、まずは小物から」という人にも手に取りやすい、おすすめアイテムをピックアップしました。
ファブリックアイテムの使い方がコーディネートの大切なポイントになるシャビーシックインテリア。
お部屋の内側を彩るカーテンに合わせたい、ラグやインテリア小物をピックアップしました。
気軽に取り入れることができるアイテムばかりです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/tzr-1351]
パールのような光沢感が魅力のシンプルなラグマットです。 どんな色の床とも相性が良さそうなまろやかなアイボリーカラーなので、シャビーシックインテリアの落ち着いた印象にもぴったりマッチしそう。光沢感のある生地のため、淡く薄い色合いのお部屋によく馴染み、空間全体を明るく見せてくれます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/nar1404]
まるで経年変化で色褪せたアンティークの家具のような、優しい温もりを感じるベージュが美しいカーペットです。 木材との相性が良い色味なので、シャビーシックインテリアにぴったり。ホワイト系の家具やファブリックとも合わせやすい万能カラーといえます。 高密度のループパイル生地なので、カーペットの上にも家具を置くことができ、リビングやダイニングにも取り入れやすい一枚になっています。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/erm-rug-flor]
ラグ全体にあしらわれたエスニックモチーフの柄が、アンティーク家具との相性が良さそうなラグマットです。 ところどころにある掠れたようなグレーのタッチが、古いものを長く使うというシャビーシックインテリアのムードを盛り上げてくれます。 一見グレイッシュなくすみカラーに見えますが、細かい絵柄にはピンクやブルーが使われていますので、クッションカバーやカーテンのカラーともリンクさせやすいでしょう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/eeli-cosiness-cushioncover]
リトアニアの最高級のリネンを使用した、上質なクッションカバーです。 丁寧に縫製された生地はしっかりとしていてとても丈夫。長く愛用することで生まれる生地の経年変化を楽しめるような、納得のクオリティです。 優しいベージュカラーとエッジに施されたフリンジが、空間に柔らかいアクセントを加えてくれそう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/eeli-daina-blanket]
1つ前にご紹介したクッションカバーと同じ工場で作られたブランケットです。 なめらかなリネンは保温性に優れているため、ふわっと身体を包んで温めてくれるブランケットにぴったり。 淡いベージュカラーがシャビーシックインテリアと相性がよく、中間色として空間のバランスを取ってくれます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/fn102-tassel]
エレガントで光沢のある糸が特徴的なタッセルです。 カーテンタッセルとしてはもちろん、ドアノブや壁のフックに引っ掛けることでインテリアのアクセントになるアイテムとしても活用できます。 大人っぽいパープルはシャビーシックインテリアでもよく取り入れらるカラー。小物で取り入れて、気軽な模様替えを楽しみましょう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/fn104-tassel]
ゴージャスな二房のタッセルが目を引くアイテムです。 シャンパンゴールドのようなまろやかなトーンのホワイトなので、どんなカラーのカーテンにも合わせやすく、長くお使いいただけます。 シンプルながらも存在感があり、糸の光沢とボリューミーなデザインがシャビーシックインテリアのクラシカルなムードにぴったり。
最後に、シャビーシックインテリアのコーディネートに取り入れたいおすすめの家具をご紹介します。
テーブルやシェルフなどの大型家具ではなく、一人暮らしのお部屋にも気軽に足せそうな小物家具を3点集めました。
一つあるだけで何かと便利なアイテムを、ぜひご覧ください。
アンティークのような使い古された風合いが特徴のシャビーシックインテリア。
本物のアンティーク家具は素敵ですが、びっくりするほど高価なものも少なくありません。
そんな時に活躍するのが、「アンティーク調」の加工やデザインが施された家具です。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/gs106_sofa]
あたたかみのあるグレーのファブリックと、木目の風合いがマッチした1人掛のチェア。 シンプルなデザインなので、シャビーシックインテリアにはもちろん、北欧スタイルなナチュラルインテリアとも相性が良く、長く使えそうな一脚です。 クッションカバーやブランケットを組み合わせたコーディネートで、さまざまなスタイルを楽しめます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/gt784wh-stool]
一脚あるとさまざまなシーンで活躍する人気アイテム、スツールをフレンチインテリア風に仕上げたアイテムです。 天然木ミンディで作られており、丸い座面と脚部のカッティングで可愛らしいカントリー調な印象に。 木の質感がわかる薄めの塗装がアンティークな雰囲気を出してくれるアクセントになっています。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/tsm13]
あえて施された塗装ムラが、本物のアンティーク家具のような風合いを醸し出している人気のドアミラーです。 ドアの内側にはアクセサリーやちょっとした小物を収納できるフックがついているので、お出かけ前の身支度で大活躍します。 掠れた雰囲気のドアによって、一気にシャビーシックな世界観を作り出せそうなアイテムです。
今回は、シャビーシックインテリアの特徴や部屋作りのポイントについてご紹介しました。
1. 淡いカラーでまとめる
2. 自然素材のファブリックや家具を選ぶ
3. DIYでシャビーなアイテムを作る
これらの3つのポイントを抑えれば、簡単にシャビーシックインテリアをお部屋に取り入れることができます。
大きなテーブルやソファだけでなく、小さなスツールやカーテンでシャビーシックなムードをプラスするのもおすすめです。
WARDROBE sangetsuでは、高品質でおしゃれなカーテンや、シャビーシックインテリアにぴったりの家具を豊富に取り揃えているので、ぜひチェックしてみてくださいね。