スツールの使い方で暮らしが変わる。おしゃれで便利な配置アイデアと選び方
スツールと聞くと、「補助的に使う小さな椅子」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。実は、スツールは暮らしの中で想像以上に活躍してくれる、とても頼もしいアイテムです。
置き方や使い方を少し工夫するだけで、空間の使い勝手がぐっとよくなり、インテリアのアクセントにもなる優れものなのです。
この記事では、スツールの基本的な使い方から、お部屋をおしゃれに見せる配置のコツまでを分かりやすくご紹介します。
併せて、取り入れやすくデザイン性にも優れたスツールもピックアップしました。暮らしにちょうどいい一台、見つけてみませんか。
記事の後半では、おすすめのスツールをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

スツールはコンパクトな家具ながら、暮らしの中で幅広く活躍してくれる存在です。まずは、スツールならではの特徴や人気の理由を見ていきましょう。
スツールは、一見チェアと似ていますが、構造や使い方に大きな違いがあります。主な3つの違いを解説します。
背もたれ・肘掛けのないシンプルな椅子
スツールの最大の特徴は、背もたれや肘掛けがないシンプルな形状です。一般的なチェアに比べて構造がコンパクトで、キッチンや玄関といったコンパクトなスペースにも置けます。女性でも片手で運びやすい気軽さも魅力です。
シンプルですっきりしたデザインのスツールの場合、インテリアのテイストを選びません。
素材や色によって、ナチュラルテイストや北欧テイスト、モダンテイスト、ヴィンテージテイストなど、さまざまなインテリア空間になじみます。「座る場所やものを置く場所を増やしたい、けれど狭く見せたくない」という場合にぴったりです。
さらに、背もたれがないことで座る向きを選ばないため、立ち座りがしやすいという特徴もあります。短時間座りたい場面や、体の向きを入れ替えながら使いたい場面での使い勝手がよく、日常のさまざまなシーンで活躍してくれるのです。
圧迫感がなく、どんな空間にもなじみやすい
座面と脚部で構成されたスツールは、高さや座面のサイズ感が比較的コンパクトなものが多く、部屋に置いたときに視線を遮ることがほとんどありません。そのため、置いていても圧迫感を与えないメリットがあります。特にワンルームやLDKのようなオープンタイプの間取りでは重宝します。
また、使わないときはテーブル下や部屋の隅にさっと移動できるため、生活動線を邪魔しにくいのもポイント。必要なときだけ使える“ちょうどいい家具”として、暮らしに自然となじみます。
デザインによっては、置いてあるだけで空間のアクセントになることも。インテリアテイストに合う素材を選ぶことで、インテリアコーディネートの楽しみを味わえますよ。
所有するものを厳選し、コンパクトな暮らしを目指す人が多くなってきた近年の傾向に合わせて、スツール人気も徐々に高まっています。スツールが選ばれている主な理由を3つご紹介します。
コンパクトで省スペース
スツールは一般的な椅子よりもサイズが小さいため、場所を取りません。ちょこんと置いておけるため、「ちょっと座る場所が欲しい」「必要なときだけ使いたい」というニーズにぴったり合います。
特に最近は、リビングやダイニングを広く見せたいという考えから家具の数を減らして余白をつくり、空間をすっきり見せるインテリアが人気です。必要最低限のサイズで多機能なスツールは、そんな流れの中で注目を集めています。
持ち運びしやすく、レイアウト変更が簡単
一般的にスツールは軽量で、無垢材やアイアンなど重さがある素材を使っているデザインでも持ち運びやすいです。リビングのソファ横に置いていたスツールをキッチンへ運んで調理中の休憩用に使ったり、寝室で使っているスツールを来客時だけダイニングに運んで臨時のチェアとして使ったりと、シーンに合わせて移動させ、柔軟に活用できます。
持ち運びやすいという特徴によって、気軽なレイアウト変更が楽しめるのもポイント。季節や用途によって配置や使い方を変えると、暮らしに変化をつけやすいでしょう。
そして、持ち運びやすいということは、掃除の際にも移動が簡単ということ。少し脇によけてさっと床を掃除できる手軽さは、スツールならではのよさです。
インテリア性と実用性の両立
最近はデザイン性の高いスツールも多く、「見せる」「飾る」家具として取り入れるケースも増えています。
例えば、室内のコーナーに個性的なフォルムのスツールを置き、座面にアートパネルや観葉植物を乗せるだけで、空間を引き締めるフォーカルポイント(その空間の中でもっとも視線を集める場所)が完成します。
家具として機能させるだけでなく、“部屋をおしゃれに見せる役割”まで担ってくれるスツールは、暮らしやすさとデザイン性の両方を大切にしたい方にこそ取り入れてほしい家具です。
スツールは、暮らしのさまざまなシーンに対応できる柔軟さを持っています。代表的な使い方を3つご紹介します。
椅子
もっとも基本的な使い方は、椅子として使うことです。「少しだけ腰かけたい」「作業中にちょっと休みたい」という場面にぴったり。来客時の補助椅子としても便利です。
また、背もたれがないことでどの方向からも座れます。正面に回って座るという手間がなく、お子さんやお年寄りが使う場合や足をケガしている場合などは特に重宝するでしょう。
簡易テーブル
スツールは、簡易的なテーブル代わりにもなります。ソファやベッドの横、玄関などでものを置いておく場所として使えるため、とても便利です。
簡易テーブルとして使う場合は、平らな座面のタイプを選びましょう。
ディスプレイ台
お気に入りの雑貨や観葉植物を飾るディスプレイ台としても、スツールは優秀さを発揮します。床よりも高い位置に飾れるため飾ったアイテムが視野に入りやすく、空間に立体感を与える効果もあります。
カウンターや棚とは違って小ぶりなスペースだけに、飾るアイテムが自然と数点に絞られ、ディスプレイのハードルを感じにくいのもメリット。気軽にディスプレイを楽しみたい方にぴったりな使い方です。
スツールを使ってみたいと思いつつ、おしゃれに使うにはどこに置いたらいいか、意外と迷うものです。
場所を選ばないというスツールのよさは、家のさまざまな場所で生かせますので、思いつく使い方はもちろん、今まで経験したことがない使い方にもぜひ試していただきたいです。シーン別におすすめの使い方をご紹介します。
リビングでは、スツールは実用性だけでなく、インテリアのアクセントとしても活躍します。「使いたい場所に持っていって使う」楽しさを存分に味わいましょう。
ソファ横に置いてリビングテーブル代わりに
通常は、ソファの前にリビングテーブルを配置して、飲み物やテレビのリモコン、本などを置くパターンが多いですが、ソファの立ち座りを考えるとあまり近くには置けません。
対してスツールは、サイズがコンパクトなのでソファのすぐ横に置くことができ、立ち座りがスムーズにできます。
置けるアイテム数は決して多くありませんが、2~3点置ければ十分という場合はとても便利。ソファまわりをすっきり見せたい方におすすめです。
来客時の補助椅子として
来客が多くソファに座りきれない場合や、オットマンがない場合に活用したいのがスツール。座りたい位置へ簡単に移動できます。
ソファまわりだけでなく、ダイニングテーブルやキッチンカウンターの前など、置く場所を選びません。料理やお酒などをサーブするために立ち座りが多くなるので、サーブしながら会話にも加わりたい場合、スツールがあると便利です。
観葉植物や雑貨のディスプレイ台として
観葉植物やアート、雑貨などを飾るディスプレイ台としてスツールを使うのもおすすめです。壁際やコーナーに置いてお気に入りのアイテムを飾り、フォーカルポイントにしましょう。リビング全体にメリハリが生まれます。
ダイニングやキッチンでは、スツールの機動力が大いに生かせます。必要なときだけ使える気軽さが、今まで感じていた日常のちょっとした不便を解消してくれるでしょう。
来客時の追加席として
普段は家族分だけ椅子を用意していても、来客時には席が足りなくなることがあります。そんなとき、スツールがあると柔軟に対応できます。
コンパクトなので圧迫感も少なく、使わないときは収納しやすいのも魅力です。
料理中のちょっとした休憩用
長時間キッチンに立って調理作業をしているときや、オーブン料理などで待ち時間があるときは、キッチン内にちょこっと腰かけられる場所があると助かるもの。スツールはそんな時に重宝します。
キッチンの隅やガスコンロの前など、使いたい場所に移動できるため、比較的コンパクトなスペースであるキッチンで使うには非常に便利。背もたれがないため立ち座りしやすく、調理の動きを邪魔しにくいのもポイントです。
サブテーブルとして
スツールをサブテーブルのように使うことも可能です。特にコンパクトなキッチンでは、ちょっとした置き場があるだけで作業効率が大きく変わります。
トレーを座面に置いてお皿を複数枚並べておくなど、配膳時に活用できるでしょう。
寝室では、スツールはナイトテーブルやベッドサイドチェストの代わりとして使えます。「手元に置いておきたいものを置く場所」として使うと便利です。
ベッド横に置いてサイドテーブルに
ベッドサイドにスツールを置けば、ナイトテーブル代わりとして使えます。引き出しなどの収納スペースはありませんが、就寝前まで使う本やスマホ、メガネなどを仮置きするだけならスツールでも十分です。
コンパクトなので狭い寝室でも取り入れやすく、圧迫感もないため、リラックス感のある寝室づくりができます。
テーブルランプ置き場として
就寝前に読書を楽しむ習慣があるなら、手元を優しく照らすテーブルランプは必須アイテムです。40~45cmの高さのスツールであれば、テーブルランプを置く場所として使いやすいでしょう。
スツールにテーブルランプを一台だけ置くという、寝室ならではの贅沢で落ち着いた雰囲気の演出も素敵ですよ。
玄関や洗面室では、スツールは“あると便利”を叶えてくれる存在です。動線をスムーズにしながら、暮らしやすさを高めてくれます。
靴の脱ぎ履きをする際の腰かけ用に
近年はバリアフリー仕様を重視して、式台を設けない・段差をつくらない玄関にする家が多く、通路としては便利ですが、ブーツやひも靴を履くときなどに不便さを感じるケースがあります。
そんな場合に重宝するのがスツール。玄関の三和土にスツールを置いておくと、ファスナーの開閉や靴ひもを結ぶ必要がある靴の脱ぎ履きがぐんと楽に。小さなお子さんに靴を履かせる場合に座らせられるほか、お年寄りが下半身に負担をかけず靴を脱ぎ履きする場としてもおすすめです。
荷物の一時置き場として
帰宅後のバッグや買い物袋の一時置き場としてスツールを使うと、フローリングに傷がつく心配がありません。車に荷物を積むときの中継場所にすれば、駐車場と家の中を往復する距離を短縮できます。
洗面室では、着替えやタオルを乗せて浴室ドアのすぐ近くに置いておけば、入浴後に浴室からさっと取れるため、移動せずその場で体を拭いたり下着を身につけたりできて便利。湯冷めしにくくなる効果が期待できます。
家具を選ぶとき、部屋のインテリアテイストに合ったデザインや色、質感にこだわるように、スツールを選ぶときも、メインで使う場所のインテリアテイストにフィットするデザインや色、素材を考えることが大切です。
部屋に自然になじませるのか、それともアクセントとして取り入れるのかによって、選び方のポイントも変わってきますので、迷っている方はぜひ参考にしてください。
空間になじませたい場合は、脚部や座面の色が床や既存の家具と近い色のタイプを選ぶのがおすすめです。フローリングの色に近い木製脚部のスツールを選ぶ、ソファの張地の色と似た座面のスツールを選ぶ、といった具合です。選び方の目安が分かりやすく、インテリアテイストの統一感も維持できます。
スツールを空間のアクセントとして使いたい場合は、室内に使っている色よりも濃いめの色や目立つ色が座面になっているスツールを選んでみましょう。
例えば、和モダンテイストの部屋にブラックの座面や脚部のスツールを置くと、空間を引き締める効果を出せます。
クラシカルテイストの部屋に美しいブルーやグリーンの座面のスツールを合わせると、ダークブラウンが多い空間の中で座面の色が映えて空間に深みが生まれるでしょう。
小さい家具だからこそ、気軽に遊び心を取り入れた選び方を楽しんでください。
座面と脚部に使われている素材も、購入時にはしっかり検討しましょう。空間に自然になじませたいなら、既存家具と同じ素材を選ぶのが基本です。
木製家具が多い部屋なら木製スツール、スチールなどの金属製家具が多い部屋ならアイアンなどの金属製スツールを選ぶと、質感が統一されて空間全体がまとまります。スツールを使ったことがない方や、インテリアづくりの初心者の方におすすめの方法です。
一方で、「スツールをインテリアの主役にしたい」「スツールでインパクトを与えたい」という場合は、既存家具とは異なる素材を選んでみましょう。
木製家具が多く床はフローリングで仕上げたナチュラルテイストの空間にスチール脚部のスツールを置く、自然素材を多く取り入れた北欧テイストの空間に樹脂製スツールを取り入れるといった具合です。
部屋に入った瞬間に視線を引きつけ、存在感を印象づけると同時におしゃれ感がぐんと増します。
せっかくなら、「スツールを置いたら楽しい!」「部屋がおしゃれになった!」と気持ちが高まるスツールを選びたいですよね。そこで、WARDROBE sangetsuがおすすめするスツールを4点ご紹介します。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/chair-stool/products/gt784wh-stool]
アンティークなデザインが魅力的な「オーバルスツール」は、玄関や廊下などにも置きやすいコンパクトサイズです。フレンチカントリーテイストなどの明るい雰囲気のインテリアになじませてもよし、ナチュラルテイストなどのシンプルなインテリアの中にアクセントとして加えてもよし。幅広いコーディネートが楽しめます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/chair-stool/products/ivy200b-stool]
丸みのあるフォルムが印象的な「アイヴィスツール」は、ファブリックの温かみを感じられるスツール。移動させたときにこつんと音が出ないため、寝室でも使いやすいです。北欧テイストやモダンテイストのインテリアにぴったり。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/chair-stool/products/jw104-stool]
独特のグラデーションがインパクト大の「ジェラルドウッドスツール」は、デザイン重視でスツールを選びたい方におすすめです。カット面によって異なる表情の木目を楽しめるのは、主素材であるモンキーポッドならではの魅力。アジアンテイストや和モダンテイストのインテリアと相性がよいです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/chair-stool/products/cly21c-stool]
異国を思わせる個性的なデザインの「スツール CLY-21C」は、主役級の存在感にあふれています。陶器製のため、室内だけでなく屋外でも使用可能。あえてシンプルモダンなテイストの空間に取り入れて、幾何学模様をアクセントとしたおしゃれな演出を味わうのもおすすめです。
この記事では、スツールの基本と魅力、使い方のアイデア、おすすめ商品をご紹介しました。
スツールはさまざまな用途を持つため、一台あるだけで暮らしの幅が大きく広がります。
移動しやすくコンパクトなサイズという特徴から、インテリアの一アイテムとして取り入れやすいでしょう。
お気に入りの一台を選んで、ライフスタイルに合った使い方を楽しんでみませんか?