木のテーブルを長持ちさせるための手入れと掃除の方法

木のテーブルを長持ちさせるための手入れと掃除の方法

はじめに…
木のテーブルはその自然な美しさと温かみで多くの家庭に選ばれています。

また、木の種類は多岐にわたってさまざまなバリエーションがあり、味わいや表情の違いを楽しめることも魅力の一つです。

しかし、木材は適切な手入れをしないと劣化しやすい素材でもあります。

この記事では、木のテーブルを長持ちさせるための基本的な手入れと掃除の方法について詳しく解説します。

すでに木のテーブルをお持ちの方や、これから買おうとしている方はぜひ最後まで読んでみてください。

木のテーブルの基本的な手入れ

まずは、木のテーブル全体に共通する基本的な手入れをご紹介します。

ダイニングテーブルでもデスクでも、机という家具は人の手が触れる機会や食べ物・飲み物による汚れが生じる機会が多いため、日頃の手入れが重要です。

手入れをする際に意識したいポイントを抑えて、効果的に美しさを継続しましょう。

こまめなお掃除

家具を長く綺麗に保つには、日頃の掃除が最も重要です。

木のテーブルは樹脂塗装がされていないものも多くあるので、日常的に汚れに気がついた際にさっと拭き取ることを意識しましょう。

テーブル用の柔らかいホウキで、天板のほこりやパンくずなどの汚れをサッと掃くのもおすすめです。

小さなゴミが残った状態で拭き掃除をすると、天板を傷つける恐れがあるので先に掃き掃除をするようにしましょう。

保湿と保護

家具の塗装方法にはウレタン塗装やオイル仕上げなどさまざまな仕上げ方法があり、塗装方法によりメンテナンス方法が異なります。

ウレタン塗装が施された天板であれば、普段のお手入れは乾拭き、汚れが気になる際は固く絞った濡れ布巾でふき取りをし、最後に乾拭きをするだけで十分ですが、オイル仕上げの家具は定期的に家具用のオイルで保湿することが大切です。

乾燥の原因はさまざまですが、直射日光やエアコンの風、お部屋の湿度や気温が代表的な例です。

乾燥により、天板にひび割れが生じたり、変色や反りが発生する可能性がありますので、木材に合わせた最適な保湿・保護をすることをおすすめします。

※以下は一般的なオイルメンテナンスの方法です。必ず購入元のお手入れ方法をチェックし、メンテナンスオイルの取扱説明書をよく読んでからメンテンナンスをするようにしてください。

①天板全体のほこり・汚れを拭き取る
傷の原因になる小さなゴミを取り除きます。

②木材家具用のオイルを塗る
ガーゼやコットンなどの柔らかい布にオイルを少量ずつとり、木目に沿ってオイルで拭き上げをします。ムラが生じないように、少しずつ塗り広げることを意識しましょう。全体にオイルを塗ったら、清潔な布で拭き上げをします。

③オイルを馴染ませるために乾かす
触ってもベタベタしない状態まで、天板を乾かします。換気も忘れずに。

④最後の乾燥
表面が乾いたことを確認したら、最後にもう一度清潔な布で表面上のオイルを拭き取ります。その後24時間以上乾かしたら完成です。お部屋の湿度や温度などにより乾燥の状態は左右するので、必ず手で触って完全に乾いたことを確認してから使い始めましょう。

※注意
使用した布はそのままにしておくと酸化反応を起こし自然発火する恐れがあります。メンテナンス後は必ず十分に水に浸し水分を含ませた状態で処分するようにしましょう。

木のテーブルの掃除ポイント

続いて、木のテーブルを掃除する際に気をつけたいポイントをご紹介します。

うっかり傷をつけたり、誤った手入れで木材にダメージを与えることがないよう、それぞれのポイントをチェックしましょう。

日常的な汚れ

最もベーシックな汚れである、食べこぼしや飲みこぼしなどの汚れは、柔らかい布の水拭きで十分です。

かたく絞って水気をきり、木目に沿って拭き上げるようにしましょう。

テーブルに水分が残ると、水跡や樹脂膜の劣化につながる恐れがあるので、さらに乾いた布で乾拭きをするとより安心です。

油汚れや菌が気になる場合は、中性洗剤を水で薄めた液に布を浸し、かたく絞って水拭きをし、最後に水分を残さないよう必ず乾拭きをしましょう。

避けるべき掃除方法

木材を傷める可能性のある掃除方法や製品についても確認しましょう。

木のテーブルの保護加工にもよりますが、お手入れにアルコールスプレーを使うことはなるべく避けた方がいいでしょう。

繰り返し使用することで塗装を傷つける可能性がありますし、樹種塗装などを施していない天板であれば、シミや劣化の原因になってしまいます。

また、研磨剤が含まれた洗剤なども木材を傷つける原因となりますので使用を控えましょう。

季節ごとの手入れのコツ

続いて、季節によって気をつけたい手入れのポイントをご紹介します。

木材は、想像以上に気温や湿度の影響を受けて変化する材料です。季節に適した手入れをすることで、美しい状態を長く保つことができます。

ぜひ日々のケアの参考にしてみてください。

湿度管理

木のテーブルのケアでは、お部屋や空気中の湿度が重要なポイントになります。

難しい点ではありますが、高湿も低湿も木材のダメージ原因となるので、お部屋の湿度は40~60%が最適と言われてます。

木材が乾燥すると、木目にひび割れや収縮が生じて反りに繋がる恐れがあります。

乾燥がひどくなると、木材が割れてしまう場合もあるので、お部屋の湿度を保つことはもちろん、オイルでの拭き上げなどで木の状態に合わせたケアをしましょう。

反対に湿度が高すぎると、木が湿気を吸収して膨張するケースがあります。

膨張により、扉の開閉ができなくなったり戸の滑りが悪くなることがあるので、多湿にも注意が必要です。

温度変化への対応

湿度と同様に、温度による影響についても知っておいて損はありません。

夏場の冷房や冬場の暖房など、エアコンの風が直接木のテーブルに当たることで、劣化やダメージの原因になります。

他にもファンヒーターなどの暖房器具や、夏場の強い直射日光などの刺激は天板のソリの原因となりますので、出来るだけ直接テーブルに当てないよう配置を工夫することをおすすめします。

日当たりの良い場所に配置する場合は、窓にカーテンを付けるなどしてダメージを軽減させるといいでしょう。

WARDROBE sangetsuがおすすめする木製テーブルはこちら

WARDROBE sangetsuでは、さまざまな樹種のテーブルを取り扱っています。

お好みのインテリアテイストや、手持ちの家具に合わせてぴったりの一台がきっと見つかります。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/table/products/hot-534na]

北欧インテリアやナチュラルテイストと相性抜群な、優しいカラーが特徴のセンターテーブルです。滑らかで美しい木目が特徴のアッシュ材を使用し、天然木ならではの風合いをいかした仕上がりになっています。棚板がついているので、リモコンや雑誌などこまごましたものを収納するのにも便利。横幅80cmと使い勝手のいいサイズ感です。ラグやクッションなどのファブリックアイテムとの自由なカラーコンビネーションを楽しめる、いちおしのアイテム。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/table/products/cfs-214]

他にないカントリー調のデザインが素敵なセンターテーブルです。木目の模様が楽しいパイン材の天板と、脚部のホワイトが優しくマッチします。ろくろ脚の曲線が穏やかなムードをプラスしてくれる、人気のアイテムです。天板下にはスライド式の引き出し、サイドの片面には木製のポケットが付いているので、リビングのちょっとした小物を収納するのに大活躍。いつでもテーブルをすっきりさせたい人にぴったりの機能性です。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/table/products/nx-711]

マットな質感とコクのあるブラウンカラーが魅力的な、アカシア天然木の天然木化粧繊維板を使用したセンターテーブルです。手軽に天然木の風合いを楽しみたい方におすすめ。天板の四辺を囲むようなデザインで、天然木の温かみを残しながらもモダンなエッセンスが加わったテーブルに仕上がりました。優しいモカブラウンのような色合いは、アメリカンカントリー、ブルックリン、ナチュラルモダンスタイルなど、さまざまなインテリアスタイルにフィットします。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/table/products/guy-371]

木目の表情を楽しめる天然木チークは、存在感のある赤みの風合いが特徴です。コンパクトながらもお部屋の主役になりそうなアイテム。重厚感のある木目と引き出し部分のラタン素材のコントラストが美しい仕上がりです。脚部にはブラックのアイアンを使っているので、すっきりと開放感のあるバランスに整っています。雑貨やA4サイズの書類をたっぷりと収納できる便利な引き出しが2杯付いているので、一人暮らしのお部屋でリモートワークをする際にも活躍しそうです。アジアンリゾート風インテリアや、ナチュラルインテリアなど、さまざまなテイストを楽しめるスタイリッシュなアイテムです。

まとめ

今回は、木のテーブルについての基本的な特徴と、長持ちさせるための手入れや掃除の方法をご紹介しました。

木のテーブルは、木材が持つ風合いや木目の美しさを楽しめるだけでなく、お部屋全体を優しく穏やかなムードにしてくれる魅力的なインテリアマテリアルの一つです。

さまざまなインテリアテイストと相性がいいので、長い時間をかけて色々なスタイリングを楽しむことができるのも嬉しいですね。

木のテーブルは基本的な拭き上げなどの適切な手入れをこまめにすることで、その美しさを長く保つことができます。日々の手入れを習慣化し、大切な家具を守りましょう。

お部屋の温度・湿度の環境に合わせて特別なケアが必要な場合がありますので、木のテーブルの状態に合わせてご紹介した手入れ方法を試してみてくださいね。

WARDROBE sangetsuでは、生活を彩る木のテーブルを豊富に取り扱っています。気になるものはぜひチェックしてみてくださいね。