メンズの部屋に合うカーテンの選び方｜失敗しない入門ガイド
お部屋の雰囲気を大きく左右するインテリアアイテムのひとつが「カーテン」です。特に男性の部屋では、家具や雑貨をシンプルにまとめる方が多いため、カーテンの選び方ひとつで印象が大きく変わります。
床や壁のように広い面積を占めるカーテンは、空間全体の雰囲気を決める大切なインテリアアイテムの一つ。
「どんな色がいいのだろう？」「機能性も考えたほうがいいの？」
そんな疑問を抱いている方のために、本記事では メンズの部屋に合うカーテン選びの基本をわかりやすく解説します。
メンズ部屋に合うおすすめのカーテンも合わせてご紹介するので、お部屋づくりのヒントがきっと見つかるはず。これから初めてカーテンを選ぶ方も、今の部屋をグレードアップさせたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
カーテンを取り入れるメリット
お部屋づくりの中で、つい後回しにされがちなカーテン。
しかし実は、空間全体の印象を大きく左右する「主役級のアイテム」です。カーテンひとつで部屋の雰囲気が落ち着いたり、逆にスタイリッシュに引き締まったりと、見た目の印象を自在に変えることができます。
さらに、外からの視線や強い日差しを遮り、冷暖房の効率を高めるといった実用的な役割も。インテリア初心者の方でも取り入れやすく、模様替えの第一歩としても最適です。
このような、カーテンを取り入れる3つのメリットをわかりやすく解説します。
実は「部屋の中で一番目立つ」存在
お部屋のインテリアを考えるとき、ベッドやソファ、デスクなど大きな家具に目が行きがちですが、実はカーテンこそが空間全体の印象を決定づける存在です。
なぜなら、窓のサイズは大きく、面積的に部屋の中で最も目に入りやすい場所に位置しているからです。
例えば、ベージュのカーテンを選べば柔らかく落ち着いた印象に、ネイビーやブラックを選べば引き締まった大人の雰囲気に。家具を変えなくても、カーテンの色や素材を変えるだけで部屋の印象が劇的に変化します。
メンズ部屋はシンプルになりがちですが、だからこそ「カーテンの存在感」を上手に活用すると、空間全体がグッと洗練されて見えるのです。
また、好みのインテリアスタイルにお部屋を近づけるためにも、手軽で有効なアイテムと言えるでしょう。
外からの光・視線・暑さ寒さも、カーテンが守ってくれる
カーテンは見た目のためだけにあるものではありません。外から差し込む強い日差しを和らげたり、夜間の視線を遮ったり、さらに空調効率をサポートしたりと、暮らしを快適にしてくれる役割も果たしています。
特に一人暮らしの部屋では、日中は仕事や学校で不在にしている時間が長いことも多いでしょう。その間に強い日差しが入り続けると、フローリングや家具が日焼けしてしまうことも。遮光カーテンを使えばそうした劣化を防ぎ、家財や住環境を守ることができます。
また、冬の冷気や夏の熱気を遮る、遮熱機能付きカーテンもおすすめです。室外の気温の影響を和らげてくれるので、実用性を重視する方にとっても大きなメリットとなります。
遮像機能付きのカーテンであれば、気になる外からの視線を遮ることができるので、低層階にお住まいの方や広い道路に面したお部屋に住む方にもおすすめです。
インテリア初心者でも取り入れやすい“最初の一歩”
「インテリアにこだわりたいけれど、何から始めていいかわからない」そんな方にとって、カーテンは最初に手をつけやすいアイテムです。
家具を一式買い換えるのは費用も労力もかかりますが、カーテンであれば比較的リーズナブルに取り替えられ、効果も一目瞭然。
色や素材を変えるだけでお部屋の印象がガラッと変わるので、模様替えの第一歩としても最適です。
メンズの部屋に合うカーテン選び3ステップ
家具や照明にこだわっていても、カーテンが部屋の印象に合っていなければ全体がちぐはぐに見えてしまいます。特にメンズ部屋では、シンプルで洗練された印象を演出することがポイント。
そこで大切なのが、カーテンを「色」「素材」「機能性」という3つの視点から選ぶことです。この基本を押さえるだけで、落ち着きとセンスを兼ね備えた空間に仕上げることができます。
STEP1「色」を決める
カーテン選びで最初に決めたいのは「色」。特にメンズ部屋におすすめなのは、以下の3系統のカラーです。
・ベーシックカラー（グレー・ベージュ・ホワイト）
清潔感と落ち着きのある雰囲気に。どんな家具とも合わせやすい。
・ダークカラー（ネイビー・ブラック・チャコールグレー）
大人っぽくシックな印象に。スタイリッシュな空間に仕上げたい人向け。
・アクセントカラー（モスグリーン・マスタード・ボルドー）
ワンポイントで使うと個性を演出できる。インテリアに変化をつけたい人に。
カーテンは部屋の印象を大きく変える要素なので、「無難にまとめたいのか」「個性を出したいのか」を軸に選ぶと失敗しません。
アクセントカラーを選ぶ際は、家具や他のファブリックアイテムのカラーを揃えることで、空間全体にまとまりが生まれるでしょう。
手持ちの家具や、物件の床・壁の色とバランスを考えて色味を決めましょう。
カーテンの色選びにお悩みの方はこちら
STEP2「素材」を選ぶ
素材によっても雰囲気が大きく変わります。好みのインテリアテイストや家具に合わせて、素材を選びましょう。
・リネンやコットン
自然素材ならではのやわらかさ。ナチュラル・北欧テイストにぴったり。
・ポリエステル
扱いやすくシワになりにくい。シンプルで実用性を重視する方におすすめ。
・ウール
しっかりと厚みがあり、クラシカルな印象。幅広いインテリアテイストに合う。
また、素材ごとにお手入れ方法や特徴が異なります。ライフスタイルや素材に備わった機能も、選ぶ際にチェックするようにしましょう。
カーテンの素材についてはこちら
STEP3「機能性」をチェック
カーテンを長く使うために重要なのが、機能性。お部屋での過ごし方やライフスタイルに合わせて、必要な機能を備えたカーテンを選ぶようにしましょう。
・遮光・遮熱・断熱機能
室内を快適な気温にするためのサポート役に。日当たりのいいお部屋や、西陽が差し込むお部屋にも。また、太陽の光や街灯の光を遮りたい寝室にも遮光機能付きカーテンはぴったり。ライフスタイルやその空間での過ごし方に合わせて選びたい機能です。
・防音・遮像機能
マンションでは意外と他の部屋の音が響きます。自室の音はもちろん、別室の音を遮りやすくする防音機能は非常に役立ちます。低層階や人通りの多い道路に面したお部屋では、遮像機能付きカーテンが安心です。
・ウォッシャブルタイプ
自宅で簡単に洗濯ができるウォッシャブルタイプのカーテンは、いつでも清潔を保てるのが嬉しいポイント。食事や調理の匂いが気になるリビングや、ワンルームのお部屋におすすめです。特に一人暮らしの男性にとっては、「掃除やメンテナンスがラク」という点は大きなメリット。デザインと機能の両方を兼ね備えたカーテンを選ぶのが理想です。
初心者でも安心！WARDROBE sangetsuのおすすめカーテン
①取り入れやすい無地のドレープカーテン
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天然素材ならではの風合いを楽しめる良質なリネン100％のドレープカーテン。抜け感がある爽やかな質感は、ナチュラルな雰囲気をお部屋にプラスしてくれます。少しくすんだグレイッシュなカラー展開が特徴で、メンズ部屋のクールで落ち着いた印象にもぴったり。
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滑らかなスエードのような質感を表現した、メンズ部屋によく合うドレープカーテンです。海島割織糸（かっせんし）という特殊な糸を用いて織られ、あえて起毛を施すことで、レザーの質感を表現したこだわりのデザイン。レザーやアイアンなどのメンズライクな素材との相性は抜群です。
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ウールよりも軽くてあたたかみのあるラムウールを使用した、贅沢なドレープカーテン。ラムウールはウールよりも繊維が細かく空気をたくさん含むので、保温性に優れやわらかくふんわりとした肌触りが特徴です。マニッシュなネイビーは空間の引き締め役として活躍するでしょう。
② 快適さを高める機能付きレースカーテン
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細い繊維で織りあげたフラットな見た目のシアーレースカーテン。UVカット、ウォッシャブル、遮熱、防炎、耐光の機能を持ち合わせた高機能な一枚です。清潔感のあるホワイトは、どんなインテリアスタイルとも相性がいいので、模様替えをしても長く使えるのが嬉しいポイントの一つ。一枚あると便利な万能カーテンです。
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UVカット、ウォッシャブル、ミラー、遮熱、防炎の機能を持ち合わせた高機能なレースカーテンです。リネンの軽やかで優しい風合いを表現した、ポリエステル製の一枚。自宅で簡単にお手入れが可能です。とろみのある柔らかな生地が、無機質な空間に柔らかいムードをプラスしてくれるでしょう。
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UVカット、ウォッシャブル、ミラー、防炎の機能を施した高機能なレースカーテンです。きらりと光る光沢糸を使用しており、空間全体を明るい印象にしてくれます。UVカット機能がついているので、自宅で過ごす時間が長い人や、家具の色あせが気になる方におすすめの一枚です。
③ アクセントになる柄物のドレープカーテン
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まるで漆喰のようなざらりとした質感をジャガード織で表現したドレープカーテンです。モダンでクールな印象のデザインはメンズ部屋にぴったり。シンプルながらも存在感のある仕上がりで、重厚感のある空間づくりにおすすめです。ご自宅で簡単にお手入れ可能なので、取り付ける部屋を選ばず長くお使いいただけます。
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上質なスーツのように艶のある生地と、洗練されたシンプルなストライプがスタイリッシュなドレープカーテンです。光沢感があり、お部屋全体にシックでエレガントな印象をプラスしてくれます。ホテルライクインテリアや、モダンインテリアがお好きな方におすすめです。
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カジュアルでおしゃれなギンガムチェックのドレープカーテンです。コットンとウールを組み合わせた生地を使用しており、空気を含んだ柔らかい質感と、あたたかみのある印象が特徴の一枚です。細かいチェック模様なので子供っぽい印象にならず、シックな色合いがさらに大人っぽさを引き立てています。お部屋のアクセントになる、人気のカーテンです。遮光3級なので、程よく太陽の光を取り入れることができます。
カーテンを選ぶ際の注意点
カーテンは部屋の印象を大きく左右する存在ですが、意外と見落としがちなのがサイズ感や全体の調和。
どれほど上質なカーテンを選んでも、丈が短すぎたり色味が浮いてしまえば、洗練された空間は台無しになってしまいます。
大人っぽいメンズの部屋づくりを目指すなら、正確な採寸とインテリア全体を見据えたバランス感覚が欠かせません。ここでは、スタイリッシュな空間をつくるために押さえておきたいカーテン選びの注意点をご紹介します。
正しいカーテンサイズの測り方
カーテン選びで意外と失敗しやすいのがサイズです。丈が短すぎたり、幅が足りなかったりすると、どれだけデザインが良くても不格好に見えてしまいます。
基本の測り方を抑えて、窓に美しくフィットするカーテンを用意しましょう。
幅：カーテンレールの端から端までを測り、ゆとりを加える。
丈：窓の種類に合わせて測る（腰窓ならランナーから窓枠下まで＋15〜20cm、掃き出し窓ならランナーから床までの高さー1cm）。
縫製スタイルや素材によっても仕上りサイズが異なるので、詳しい内容はこちらの記事をご確認ください。
手持ちの家具やファブリックとのバランス
カーテンだけ浮いてしまわないように、部屋に置いてある家具やラグ、寝具の色・素材との相性も考慮しましょう。
たとえば、黒いデスクやチェアが多い部屋なら、カーテンもダークトーンでまとめると統一感が出ます。逆に、ベージュのラグや木製家具が多い場合は、ナチュラルカラーのカーテンを選ぶと柔らかな印象に。
全体を「3色以内」でまとめると、すっきりと整った部屋に見えるのがポイントです。
部屋別おすすめカーテン
最後に、それぞれの部屋に合わせたおすすめのカーテンをご紹介します。
お部屋の用途によって求められるカーテンの役割は異なります。スタイリッシュな空間を実現するためには、ただデザインを選ぶのではなく、シーンごとの機能と雰囲気を両立させることが鍵となります。
ワンルーム・1K
省スペースのワンルームでは、カーテンが部屋全体の主役になります。ベーシックな無地のカーテンを選ぶとすっきりまとまり、生活感も出にくくなります。
また、1Kタイプの間取りではベッドが窓際に近いケースも多いため、遮光性の高いカーテンを選んでおくと快適です。休日の朝にゆっくり眠りたいときや、夜勤明けで昼間に休む必要がある方にとって、遮光カーテンは欠かせない存在となるでしょう。
さらに、レースカーテンを組み合わせれば、日中の自然光を柔らかく取り入れつつ、外からの視線も気になりません。狭い空間だからこそ「シンプル」「機能的」を意識することで、洗練されたスタイリッシュなワンルームが完成します。
寝室兼リビング
寝室とリビングを兼ねる空間では、カーテンの役割が二重になります。昼間は心地よいリビングとして過ごせるように、夜はしっかりと休める寝室として落ち着いた雰囲気に切り替えられるように、色味や機能性を意識した選び方が重要です。
色は、深みのあるネイビーやチャコールグレー、ダークブラウンなどが特におすすめです。大人っぽい印象を与えると同時に、光を適度に遮ってリラックス感を高めてくれます。家具が明るめの木目であれば、カーテンを濃色にすることで空間が引き締まり、ホテルのようなラグジュアリー感も演出できます。
また、遮光カーテンは安眠のための必須アイテム。光をしっかりとコントロールできれば、睡眠の質が向上し、翌日のパフォーマンスにもつながります。
さらに、厚手のカーテンは防音性や断熱性も高めてくれるため、外の音や気温変化を気にせず快適に過ごせます。寝室とリビングを兼ねる空間こそ「デザインと機能のバランス」を重視したカーテン選びが必要です。
PC作業部屋
テレワークや趣味のクリエイティブ作業を行うPC部屋では、集中しやすい環境づくりが求められます。そのためのカーテン選びでは「光の調整」と「色による心理効果」が大きなカギになります。
まず光に関しては、厚手カーテンとレースカーテンの二重使いがおすすめ。昼間はレースカーテンで柔らかい光を取り入れ、画面への映り込みを防ぎながら快適に作業ができます。夜は厚手の遮光カーテンを閉めることで、外からの視線を完全に遮り、集中できる空間を確保できます。
色選びでは、落ち着いて作業に取り組めるグレーやブルー系がおすすめ。ブルーは集中力を高める効果があり、グレーは空間をシャープに見せつつ余計な刺激を与えません。もし少し遊び心を加えたいなら、デスクチェアや小物とリンクさせたアクセントカラーをカーテンに取り入れるのもおしゃれです。
PC作業部屋は「効率」と「快適さ」を両立させたい場所。カーテンの機能と色の効果を上手に活かせば、仕事も趣味もはかどる、大人のスタイリッシュなワークスペースが完成します。
カーテンを取り入れて、センスのいいお部屋作りを
メンズ部屋は、シンプルにまとめやすい反面、少し物足りなさを感じることもあります。そんなときこそ「カーテン」に注目してください。色・素材・機能を意識して選べば、お部屋全体が一気に洗練された空間に変わります。
WARDROBE sangetsuでは、メンズ部屋にぴったりなカーテンを豊富に揃えているので、ぜひあなたの好みやライフスタイルに合ったカーテンを選んでみてください。
