簡単手軽に模様替えができる、フロントレースカーテンの取り入れ方とおすすめカーテン

簡単手軽に模様替えができる、フロントレースカーテンの取り入れ方とおすすめカーテン

フロントレースカーテンというスタイルをご存じですか?

一般的にはレースカーテンを窓側、ドレープカーテンを室内側に配置します。フロントレースとは、薄手のレースカーテンを室内側に吊るすスタイルで、暮らしに上質さと心地よさをプラスしてくれるのが魅力です。

また、レースカーテン越しにドレープカーテンが見えるので、柄物や色味の強いドレープカーテンにもトライしやすいという特徴があります。

この記事では、フロントレースの基本から選び方、おしゃれな実例まで、初めての方にもわかりやすく丁寧にご紹介します。読み終えた頃には、自分の暮らしにも取り入れてみたくなるはずです。

位置を入れ替えるだけなので、ご自宅ですぐに実践できるのも嬉しいポイント。ぜひフロントレースの素敵なスタイリングをお楽しみください。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/lace-curtain/products/jamil-lacecurtain?variant=46115571007723]

フロントレースカーテンとは?

フロントレースカーテンとは、厚手のドレープカーテンを窓側に、薄手のレースカーテンを室内側に配置するスタイルです。

通常の二重吊りとは逆の順番になるため、少し意外に思われるかもしれませんが、実は海外では一般的なカーテンのかけ方です。映画やドラマで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

このスタイルの特徴は、レースの柄や質感をしっかりと室内から楽しめる点です。

日中はレース越しにやわらかな光が差し込み、上品で落ち着いた印象を与えてくれます。さらに、夜間でもレースが室内側にあることで、インテリアの一部として視覚的なアクセントになります。

また、フロントレースは、単に装飾性が高いだけでなく、室内の明るさを保ちながら視線を遮る効果もあるため、住まいの快適性を高める要素としても注目されています。

特に都市部のマンションやアパートでは、隣接する建物との距離が近く、外からの視線を遮りながらも自然光を取り入れたいというニーズにマッチします。

フロントレースカーテンのメリットとデメリット

続いて、フロントレースを取り入れる際に気になるメリットとデメリットを解説します。

お部屋での過ごし方や用途によってはフロントレースが向かない場合もあるので、実際の空間をイメージしながらチェックしてみましょう。

フロントレースのメリット

デザイン性が高い

レースが室内側にくるため、柄や素材感を存分に楽しめます。刺繍や透け感のあるレースは、空間全体の印象を引き立て、おしゃれなアクセントになります。

特に花柄や幾何学模様のレースは、インテリアに華やかさやリズムを与えてくれるため、季節ごとに替えて楽しむこともできます。

また、ドレープカーテンで柄物を取り入れたい方にもおすすめ。レースカーテンを閉じれば、レース越しに柄物の主張を和らげることができますし、レースカーテンを開けば柄物のデザインを楽しめるので、ちょっとした模様替え感覚でスタイリングができるというメリットもあります。

光の入り方をおしゃれにコントロールできる

フロントレースの場合、室内側にレースを吊るすことで光が室内に入りすぎず、日中の日差しが柔らかく広がります。窓側のドレープカーテンの開き具合を調整すれば、さらに細かく採光を調整できます。

昼間はレースだけで自然光をやさしく取り入れられ、外からの視線も程よく遮ります。

夜はドレープを閉めることでプライバシーをしっかり守ることができます。レースの密度によって光の入り方も変わるため、好みに応じた光の演出が可能です。

お部屋が広く見える

透け感のあるレースが室内側にあることで、空間が抜けて見えて圧迫感を抑えることができます。

特に、白やアイボリーなどの明るい色味のレースカーテンの場合、壁との境界が曖昧になることで、光がふわっと拡がり空間に奥行きをもたらしてくれます。

欧米風・ホテルライクな印象

フロントレースは海外ではスタンダードなスタイルです。ホテルのような落ち着いた空間を、自宅でも手軽に演出することができます。

艶感のある糸を使用したカーテンや、深みのあるシックな色合いのカーテンでコーディネートすると、一層ホテルライクな印象になります。

また、フロントレースカーテンにした際、ドレープカーテンを閉めた上でレースカーテンを中央で束ねたり裾を持ち上げてタッセルで留めるなどすると、ヨーロピアンでクラシカルな印象のスタイリングを楽しむことができます。

シャビーシックテイストやエレガントなムードのインテリアにも合うので、ぜひお試しください。

フロントレースのデメリット

デザイン優先で選べる生地が限られる

フロントレーススタイルでは、レースのデザイン性を優先するため、透け感のある生地を選ぶことが多くなるため、機能面ではやや制限が出てしまうことがあります。

ドレープカーテンを開けるのが手間がかかる

フロントレーススタイルは、レースが室内側、ドレープカーテンが室外側に配置されます。
そのため、日中に外の景色を楽しみたい時や光を取り入れたい時は、先にドレープカーテンを開ける必要があります。
ワンアクション多くなるだけですが、頻繁に開閉する方にとっては少し煩わしく感じられることもあります。

掃除やメンテナンスの手間

一般的に、人が動くことで舞う埃や調理や食事の匂いは室内に面したカーテンの表面に吸着するケースがほとんどです。そのため、室内側のカーテンはこまめにお手入れをする必要があります。

フロントレースカーテンの場合は室内側にレースがあるため、特に汚れやホコリが目立ちやすくなる可能性も。レースカーテンはドレープカーテンよりも洗濯などのお手入れが簡単なことが多いので、定期的にお手入れをするようにしましょう。

ペットを飼っているご家庭や、小さなお子さまがいる場合には、レースへの引っかかりや汚れにも注意が必要です。繊細なレース編みデザインなどは避けることをおすすめします。

価格が上がることも

フロントレースカーテンの魅力は、なんと言ってもレースカーテンのデザインを存分に楽しむことができるところ。繊細なレースや、透かしの色柄はお部屋のムードをぐっと洗練させてくれます。

しかし、デザイン性の高いレースは、どうしても費用がかさみがちです。選ぶものにもよりますが、遮像などの機能性カーテンも比較的価格が高いものが多いもの。高品質なレースは型崩れしにくく、長期間美しい状態を保てるため、トータルコストで見るとお得になることもありますが、レースカーテンにこだわる場合は予算もチェックするようにしましょう。

フロントレースカーテンにおすすめのアイテム

ドレープカーテン

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/mellowcotton-drapecurtain?variant=46147029631211]

レースのデザインを最大限引き出してくれそうな、シンプルな無地のドレープカーテンです。コットン100%の優しい風合いが特徴で、季節を問わずにお使いいただけます。カラーによっては遮光機能があるので、取り入れるお部屋に合わせて選んでみてください。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/cottonlikepallet-drapecurtain?variant=46139604467947]

選べる12色のカラーバリエーションが魅力の、シンプルな無地のドレープカーテンです。ほんのりグレーを帯びた落ち着いた色味が特徴で、どんなインテリアテイストにも自然に馴染みます。コットンのような軽やかな質感はありますが、素材はポリエステル100%なのでご自宅でのお手入れも簡単。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/midnight-drapecurtain?variant=46142103748843]

豊富なカラーバリエーションで、自宅のインテリアに合わせて選べる選択肢の多さが魅力のドレープカーテン。全色遮光1級のカーテンなので、寝室や書斎などの光の漏れが気になるお部屋でも安心してお使いいただけます。シンプルな無地のデザインで、レースカーテンの色柄が映えるのもポイントです。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/dustyglow-drapecurtain?variant=46130714116331]

両面同じ表情の美しい杢調の遮光1級カーテンです。光沢感のある上質な生地は、柔らかい曲線が空間にエレガントなムードをプラスしてくれます。ラメ糸を使ったレースカーテンなどと組み合わせると、さらに洗練された艶感を楽しめるでしょう。ご自宅で洗濯できる素材を使用しているので、いつでも清潔にお使いいただけます。

レースカーテン

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/lace-curtain/products/naturalarabesque-lacecurtain?variant=46143058772203]

エキゾチックでリゾート感溢れるアラベスク模様が特徴のレースカーテンです。敷き詰められたタイルのような模様は、全て刺繍で表現されており、シンプルながらもこだわりが光る人気の一枚。

リネン100%の軽やかな風合いなので、合わせるドレープカーテンの色味や質感も楽しめるデザインになっています。思い切って柄物のドレープカーテンと合わせるのも素敵です。

[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/lace-curtain/products/opalleaf-lacecurtain?variant=46144678756587]

ナチュラルなリーフ柄をオパールプリントで表現した、奥行きのあるデザインです。ジャガード織のような立体感のあるデザインが特徴。ナチュラルインテリアにもリゾートインテリアにも合いそうな、大柄のボタニカル模様で、空間のアクセントになるようなレースカーテン。ホワイト・ブルー・イエローの3色展開で、どのカラーもフロントレースカーテンにぴったりのデザインです。

選ぶポイントと失敗しないコツ

次に、フロントレーススタイルの主役であるレースカーテンを選ぶ際のコツについて解説します。

好みのスタイルに空間を仕上げるために、ぜひ以下の4つのポイントを参考にしてみてください。

① 素材を理解する

長くカーテンを使うためには、素材ごとの特徴をチェックすることが重要です。

代表的なのはポリエステル製のレースカーテン。しわになりにくく、洗濯もしやすいため、日常的なお手入れが簡単なのが特長です。小さなお子さんがいるご家庭や、ペットのいるおうちにもぴったりです。

一方で、自然な風合いが魅力のリネンやリネン混の素材は、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出してくれます。季節感を出したい方や、素材にこだわる方におすすめですが、洗濯後の縮みやシワに注意が必要です。

また、コットン素材のレースは優しい肌ざわりで温かみがあり、木製家具との相性も抜群です。どの素材にも一長一短があるので、ライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

② サイズの測り方と注意点

レースカーテンのサイズは、見た目の印象を大きく左右します。特に丈の長さは注意が必要で、短すぎると空間がちぐはぐに見えてしまい、逆に長すぎると床に引きずって生活の邪魔になることもあります。

おすすめは、床から1〜2cm上の位置に収まる丈感。これにより、見た目にきれいなラインが出るだけでなく、掃除の際もカーテンが邪魔にならず衛生的です。

既製品の場合、レースカーテンを窓側に取り付けることが多いため、ドレープカーテンよりも2〜3センチ短く作られています。

フロントレーススタイルを楽しむなら、ドレープカーテンと同じ長さにするか、ドレープカーテンよりも長くオーダーするのがおすすめです。

幅についても、レールの長さに加えて余裕を持たせると、カーテンが美しいドレープを描いてくれます。

特にフロントレースは“見せる”スタイルなので、ヒダのボリューム感や動きが美しさを引き立ててくれる要素になります。

③ UV・遮光性能をチェック

見た目の好みだけでなく、カーテンが持つ機能性にも注目してみましょう。

日中のプライバシーを確保したい方には、ミラーレースやUVカット効果のあるタイプがおすすめです。これらは外からの視線を遮ると同時に、紫外線による家具や床の劣化を防ぐ効果もあります。

遮熱・断熱効果のあるレースを選ぶと、窓から差し込む日差しを和らげてくれるので、夏場の暑い時期でも快適に過ごせます。ドレープカーテンとの併用もおすすめです。

④ 色柄の選び方

レースカーテンは「白」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、最近ではグレージュやダスティブルー、生成りなど、ニュアンスのある色合いも人気です。

家具や室内のファブリックアイテムの色とリンクさせることで、統一感のある上質な空間が完成します。

柄選びも重要なポイントです。花柄やボタニカルモチーフでフェミニンに、幾何学模様でモダンに、また無地でミニマルな印象に。部屋全体のテイストと調和させると、カーテンが主張しすぎず、空間の一部として自然に馴染んでくれます。

設置やメンテナンスのポイント

最後に、フロントレースカーテンをご自宅で取り付ける際のポイントをご紹介します。

① 正しい取付手順

一般的なカーテンレールには「ダブルタイプ」と「シングルタイプ」があり、多くのカーテンレールはダブルレール仕様ですが、万が一シングルレールの場合は取り替えが必要です。

ダブルレールの場合でも、2本のレールに高低差がある場合はフックのアジャスターを用いて丈の長さを調整するようにしましょう。

フロントレースの場合はドレープを窓側のレール、レースを室内側のレールに吊るす形になるので、レースが長くなるようにセットすると美しく仕上がります。

② 型崩れを防ぐ洗濯方法

レースカーテンはその性質上、ホコリをかぶりやすく汚れが目立ちやすいため、定期的な洗濯が必要です。ただし、繊細な素材であることが多いため、次のような点に注意してお手入れしましょう。

  • ・洗濯ネットに入れて、やさしく洗えるモードを選ぶ
  • ・漂白剤は避ける(生地を傷める可能性あり)
  • ・脱水は短時間に留める
  • ・陰干しで自然乾燥(直射日光は黄ばみの原因に)

定期的にお手入れをすることで、レースの風合いや清潔感を長く保つことができます。

③ ホコリ・におい対策

カーテンは空気中のホコリやにおいを吸着しやすい場所でもあります。特に室内側にレースがあることで、これらの汚れが目につきやすくなります。

  • ・定期的にレースの裾を払う(静電気防止スプレーも有効)
  • ・天気の良い日に窓を開けて通気する
  • ・部屋の湿度をコントロールし、カビを防ぐ

特にキッチンに近い窓の場合は、料理の匂いがつきやすいため、こまめなお手入れを心がけましょう。

フロントレースカーテンで、お部屋のスタイリングを楽しみましょう

今回は、フロントレースカーテンのメリットやデメリット、カーテンを選ぶコツやおすすめ商品についてご紹介しました。

フロントレースカーテンは、おしゃれな見た目で、レースカーテンのデザインを一日中楽しむことができます。アレンジ次第でさまざまな表情を見せてくれる、新しいカーテンのスタイルと言えるでしょう。

また、レースカーテンの劣化も軽減できるので、一度は試してみていただきたいスタイルです。

WARDROBE sangetsuでは、フロントレーススタイルにぴったりな、高品質でおしゃれなレースカーテンを豊富に取り揃えているので、ぜひチェックしてみてくださいね!