カーペット・ラグは自宅やコインランドリーで洗濯できる?洗い方や頻度を解説

「カーペットやラグを洗濯したいけど、洗い方が分からない」
「カーペットやラグの洗濯頻度が知りたい」
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カーペットやラグの洗濯方法やコツ、頻度についてご紹介します。
カーペットやラグの洗濯について知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
カーペットやラグは、商品によって、洗濯できるものと洗濯できないものがあります。
自分の持っているカーペットやラグが洗濯できるかどうかは、洗濯表示タグや取扱説明書で確認できます。 また、通販やオンラインショップで購入した場合は、メーカーのサイトでも確認できるので、チェックしてみてください。
カーペットやラグを洗濯する前にやることは「洗濯表示タグや取扱説明書を確認すること」と「洗濯に必要なものを準備すること」の2つです。
それぞれ解説します。
前述したように、カーペットやラグの中には洗濯できない商品もあるので、事前に洗濯表示タグや取扱説明書を確認しておきましょう。
洗濯表示のタグについては、カーペットやラグの裏面に縫い付けられていることが多いですが、シールタイプで貼り付けられている場合もあります。
タグや取扱説明書にある洗濯表記の意味が分からない方は、以下の一覧表を参考にしてみてください。
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中の数字を上限温度として洗濯機で洗濯OK |
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中の数字を上限温度として洗濯機で弱い洗濯ができる |
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中の数字を上限温度として、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる |
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40°Cを限度とし、手洗いOK |
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洗濯NG |
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ドライクリーニングOK |
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ドライクリーニングOK |
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ドライクリーニングNG |
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漂白剤OK |
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酸素系漂白剤による漂白OK 塩素系漂白剤による漂白NG |
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漂白剤NG |
出典:消費者庁HP.「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」
続いて、カーペットやラグの洗濯に必要なものを準備します。
コインランドリーやクリーニング店にお任せする場合は必要なものは少ないですが、自宅で洗濯したい場合は以下のものを準備しておきましょう。
・掃除機
・洗濯ネット
・中性洗剤
・柔軟剤
・掃除機
・雑巾
・中性洗剤
・柔軟剤
カーペットやラグを洗濯する方法は以下の3つです。
それぞれの手順やメリット・デメリットについて解説します。
カーペットやラグを自宅で洗濯するには、洗濯機で洗う方法と手洗いする方法の2パターンがあります。
1.掃除機をかける
掃除機でカーペットやラグについているゴミやほこりをゆっくり吸い取ります。
2.洗濯ネットに入れる
カーペットやラグを端から丸め、屏風畳みにして洗濯ネットに入れます。
3.洗濯機のコースを選択する
大物洗いコースや毛布コースがおすすめです。もしコースが選べない場合は、水量を「最大」、水流「弱」、水温「30℃」に設定しましょう。
4.中性洗剤と柔軟剤を入れる
中性洗剤と柔軟剤を入れて、スタートボタンを押します。
5.乾燥させる
洗濯が終わったら、水切りしてから風通しの良い場所で十分に乾燥させます。屋外に干す場合は、色あせや縮む可能性があるので、直射日光を避け、カーペットの裏面を上にして陰干ししてください。
1.掃除機をかける
掃除機でカーペットやラグについているゴミやほこりをゆっくり吸い取ります。
2.シミを薄くする
シミがある場合は、事前に洗剤を染み込ませ、タオルなどで汚れを取り除きます。
3.浴槽にカーペットを入れ漬け置きする
カーペットの汚れている方を外側にして浴槽に入れます。その後、カーペットが隠れるまでお湯を張り、中性洗剤を入れて1時間ほど漬け置きしましょう。お湯の温度が高すぎると生地を傷めたり縮む原因にもなるため、ぬるま湯にしておくのがポイントです。
4.カーペットを踏み洗いする
浴槽内でカーペットを10~15分程度足で踏みます。内側の汚れも取れるように、カーペットを数回裏返して踏み洗いしましょう。
5.カーペットをすすぎ洗いする
足でカーペットを踏みながら水を抜き、シャワーで洗剤を流してすすぎ洗いをします。水を抜いた後、きれいなお湯を入れて再度足で踏むのを3回以上繰り返し、洗剤や汚れを流し出します。
6.水切り・脱水をする
すすいだ水から洗剤が出てこなくなったら、浴槽の中でカーペットの水切りを行います。完全に脱水するのは難しいので、浴槽のふちにカーペットをかけて水が垂れなくなる程度まで水切りをしてから干します。
7.乾燥させる
水切りが完了したら、風通しの良い場所で十分に乾燥させます。外に干す場合は、色あせや縮む可能性があるので、直射日光を避け、カーペットの裏面を上にして陰干ししてください。
次にコインランドリーで洗濯する場合の手順とメリット・デメリットを解説します。
1.コインランドリーの対応サイズを確認する
コインランドリーでは用意している洗濯機のサイズに差があるため、事前に調べて確認しておきましょう。余裕を持って洗える大きさを選ぶのがおすすめです。
2.掃除機をかける
カーペットやラグについているゴミやほこりを取り除きます。
3.洗濯ネットに入れる
カーペットを端から丸め、屏風畳みにして洗濯ネットに入れます。
4.洗濯機に入れてコースを選択する
余裕を持って洗える大きさの洗濯機を選び、カーペットやラグを入れてから洗濯コースを選択します。洗剤と柔軟剤を自動で投入してくれる機種がほとんどですが、必要に応じて中性洗剤と柔軟剤を入れましょう。
5.乾燥させる
洗濯が終わったら、乾燥機で乾燥させます。絨毯が縮んだり傷んだりしないように、弱乾燥の設定を使用し、高温での乾燥は避けましょう。乾燥後はすぐに取り出し、形を整えてください。
最後に、クリーニング店にお任せする場合の手順とメリット・デメリットを解説します。
1.クリーニング店を選ぶ
カーペットやラグのサイズや素材を確認し、対応可能なクリーニング店を選びます。口コミを参考にして信頼できる店かどうか確認しましょう。事前にサイズや汚れ具合を伝えて見積もりをもらうと安心です。
2.クリーニング店に持ち込む
カーペット・ラグをクリーニング店に持ち込みます。大きくて持ち込めない場合は、引き取りサービスを行っているか確認しておきましょう。
3.伝達事項の確認
汚れやシミの場所、特に注意してほしい点などをクリーニング店に伝えます。また、仕上がり日も確認しましょう。
4.支払い
料金の支払い方法(前払い、後払い)を確認し、支払います。受け取り時に配送を依頼する場合は、配送料も確認しましょう。
5.受け取り
クリーニングが完了したら、店舗に直接受け取りに行くか、配達してもらいます。
自宅でカーペット・ラグを洗濯するコツは以下の4つです。
一つずつ解説します。
カーペットやラグを洗濯機に入れる際は、屏風折り(蛇腹折り)にすると良いです。 屏風折りとは、ジグザグに折りたたむ方法で、折り目が互い違いになるようにします。こうすることで、洗濯機内で均等に動き、洗剤が全体に行き渡りやすくなります。
また、洗濯機のバランスも保たれ、洗濯機の故障リスクも減少するのでおすすめです。
洗濯ネットは、カーペットやラグの繊維を保護し、摩擦や引っ張りによるダメージを軽減します。 特に繊細な素材のカーペットは、洗濯ネットに入れることでほつれや破れを防ぐことができるので、必ず使うようにしましょう。
もし家にカーペットやラグが入るサイズのものがない場合は、100円ショップやホームセンターで入手可能なので、ぜひチェックしてみてください。
洗剤とあわせて柔軟剤も使うことで、カーペットやラグが柔らかくなり、洗った後の手触りが良くなります。 また、柔軟剤には静電気を防ぐ効果もあり、カーペットやラグの静電気対策にもなるので、おすすめです。
自宅で手洗いする場合は、すすぎが甘いと柔軟剤の効果が薄くなってしまうため、丁寧にすすぎ洗いするようにしましょう。
洗濯機のコースは、大物洗いコースや毛布コースなどを選ぶようにしましょう。 カーペットやラグの繊維へのダメージを最小限に抑え、縮みや色落ちを防ぐことができます。
もし、上記のようなコースがない場合は、水量を「最大」、水流「弱」、水温「30℃」に設定するのがおすすめです。
カーペットやラグの洗濯頻度の目安は、3ヶ月に1回です。
3ヶ月ごとにカーペットやラグを洗濯することで、花粉や黄砂などの、季節ごとの汚れをリセットできます。 ただ、汚れやシミなどができてしまった場合は、そのまま放置せず、すぐに洗濯するようにしましょう。
カーペットやラグを長持ちさせるためには、定期的な洗濯だけでなく、普段のお手入れも大切です。
ここでは、カーペットやラグのお手入れ方法を5つご紹介します。
カーペットやラグについたゴミやほこりを取り除くため、週に1~2回は掃除機をかけましょう。掃除機をかける際は、繊維に沿ってゆっくりと動かすのがポイントです。
カーペットやラグを日陰で干すことで、湿気やカビの発生を防ぎます。直射日光は色褪せの原因になるため、風通しの良い日陰で干すことをおすすめします。
ラグの繊維を整え、毛足をふんわりと保つためにブラッシングを行います。専用のブラシや柔らかいブラシを使うと効果的です。
家具の圧力が一箇所に集中しないよう、定期的にラグの位置を回転させましょう。これにより、摩耗を均等にし、長持ちさせることができます。
飲み物や食べ物をこぼしてしまった場合は、すぐにティッシュや布で押さえ、シミが広がるのを防ぎます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を使って部分洗いを行いましょう。
どれも普段の生活で気軽にできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
カーペットやラグの寿命はおよそ3年と言われています。
「カーペットやラグを洗濯したけど、まだ汚れやへたりが気になる」という方は新しいカーペットやラグを買って心機一転してみるのもいいでしょう。
ここからは大人気のおしゃれなカーペット・ラグのおすすめ15選をご紹介するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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やわらかいタッチのナイロン素材をハイカットパイルで仕上げたラグ ナイロンでありながらウールのような肌触りで、うっすらと見えるパール感が人気です。高級感あふれるホテルライクスタイルにおすすめです。
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撚りの異なる2種の光沢糸による上質感のあるボリュームシャギーラグ。やわらかな印象なグレージュは、スタイリッシュとウォーム感を同時に叶えてくれるニュアンスカラーです。
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繊細でやわらかいムートンのような質感のファーラグ ラグの厚みは28mmあるので底付き感もなく、思わずゴロゴロしたくなるようなやわらかな肌触りです。やわらかいアイボリーホワイトで緊張感を抑えたホワイトインテリアや、木製家具やラタンと組み合わせたナチュラルガーリースタイルにおすすめです。
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中粒ループがバイアス上に走る織り方をした、ウール100%のラグ ベージュよりのグレージュは、木製家具や観葉植物と組み合わせたナチュラルスタイルや、落ち着いた癒しの空間カフェスタイルにぴったりです。
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ふわふわのパイルで幾何模様をデザイン すっきりとしたグレーは、シンプルモダンやミニマルの他、北欧スタイルにもおすすめです。丈夫なポリプロピレン製で、ヒートセット糸による柔らかな風合いも魅力です。
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ウール100%の、一つ一つ手作業で丁寧に織り上げた贅沢なラグ シンプルなデザインながらも、印象的なカラーと重厚感のある風合いでインテリアの主役に。ふっくらとしたウールの肌触りも魅力です。
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華やか&シックのバランスが絶妙なデザイン 深いブラウンを効かせて、モダンやシック、ヴィンテージ…さまざまなインテリアに合わせていただけます。丈夫なポリプロピレン製で、ヒートセット糸による柔らかな風合いも魅力です。
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4色のスクエアをランダムに配置した、モダンなデザイン 明るいグレーベースなので、シンプルモダンやシックなど、さまざまなインテリアに合わせていただけます。丈夫なポリプロピレン製で、ヒートセット糸による柔らかな風合いも魅力です。
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ややかすれた風合いがお部屋にニュアンスを与える、エスニックデザイン インテリアになじみつつ、程よいアクセントになります。ヴィンテージやBOHOスタイルはもちろん、フレンチシックにもおすすめ。水洗いできるのも嬉しいポイントです。
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ひとつあると便利なシンプルな無地のラグ 深みのあるグリーンは、ナチュラルはもちろん、ボタニカルやヴィンテージスタイルにもおすすめです。丈夫なポリプロピレン製で、ヒートセット糸による柔らかな風合いも魅力です。
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人気のギャッベデザインを少しモダンにアレンジ 明るいベージュベースなので、エスニックはもちろん、ナチュラルやカジュアルなど、さまざまなインテリアに合わせていただけます。丈夫なポリプロピレン製で、ヒートセット糸による柔らかな風合いも魅力です。
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人気のベニワレンデザイン シンプルなデザインなので、ナチュラルやモダンはもちろん、トレンドのBOHOやモロッカンなど、さまざまなインテリアに合わせやすく、ぐっとお洒落にしてくれます。
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エスニックなデザインを、あえてシックな配色&ホワイトのフリンジでスタイリッシュに ヴィンテージやBOHOスタイルに合わせて大人っぽく、またシンプルモダンスタイルのアクセントにもおすすめです。水洗いできるのも嬉しいポイント。
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お部屋がぱっと華やかになるクラシカルなデザイン 上品で繊細なカラーリングなので、トレンドのBOHOやモロッカンはもちろん、ナチュラルやフレンチシックなインテリアにも、しっくり馴染みます。
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置くだけかんたんな40cm角のタイル型カーペット 水洗い可能なので、部分的な汚れのお手入れも簡単です。ループ状のパイルは耐久性も高く、裏面にはカーペットの上を歩いてもずれにくい吸着加工付きです。リビングに敷き詰めたり、部分的に敷いたりと、様々な用途に合わせて自由自在にお使いいただけます。
今回は、カーペットやラグの洗濯方法やコツ、頻度についてご紹介しました。
カーペットやラグの洗濯方法は「自宅で洗濯する」、「コインランドリーで洗濯する」、「クリーニング店に任せる」の3つがあり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、ぜひ自分にぴったりの方法を見つけてみてください。
また、洗濯してもカーペットやラグの汚れやへたりが気になる場合は、新しいものに変えるのも良いでしょう。ワードローブサンゲツでは、高品質で多彩なデザインのカーペットやラグを豊富に取り揃えているので、ぜひチェックしてみてくださいね。