【テイスト別】白い床を活かしたインテリアコーディネートのアイデア

お部屋づくりをする中で、床とインテリアのバランスや相性に悩んだ経験がある方はきっと多いはず。
床の色に合わせた家具選びや、好みのインテリアテイストを実現するための床選びなど、お部屋づくりで重要なポイントになるのが床の色です。
今回は、日本の賃貸物件でも取り入れられることが多く、人気が高い白い床についての魅力を深掘りし、白い床ならではのインテリアコーディネートやおすすめのアイテムをご紹介します。
白いインテリアというと、「汚れが目立ちそう」「カラーコーディネートがかえって難しそう」などのイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、白い床にはお部屋づくりをする上で嬉しい魅力がたくさんあります。
筆者も白い床のお部屋で一人暮らしをしたことがありますが、差し色のコーディネートを楽しむ余白がある空間に魅了されました。
ここでは、白い床が持つ機能性とデザイン性にフォーカスして、思わず取り入れたくなってしまいそうな白い床の魅力をご紹介します。
白い床のが持つ魅力の一つに、コンパクトな空間でも広々として見える効果が挙げられます。
その秘密は、白は明度の高い「膨張色」だから。同じ広さでも濃い色の床よりも、白い床は空間を広く感じさせます。
これを床に取り入れることで、同じ床面積で明度の低い暗い色の空間よりも広く大きく感じることが可能になります。
広がりを感じる開放感のある空間は、ワンルームや寝室などのコンパクトなお部屋にぴったりです。
また、光を反射する白が床にあることでお部屋全体が明るく見えるという嬉しい効果も期待できます。
インテリアコーディネートに欠かせない白は、クリーンで洗練された印象をお部屋にプラスしてくれる重要なカラーです。
真っ白なオフホワイトであれば、ホテルのリネンのように清潔なムードを。黄味のあるアイボリーのような白であれば、ナチュラルで優しいムードをお部屋にもたらしてくれます。
潔く白のワントーンでコーディネートするトレンドもあるくらい、白い床に白い家具を合わせるスタイルは人気です。
空間を広く見せつつさまざまなインテリアテイストにトライできる、白い床はデザイン性の魅力と余白も兼ね備えています。
白い床はさまざまなテイストに馴染みやすく、模様替えや季節の変化にも柔軟に対応できます。ここでは代表的な3つのスタイルをご紹介します。
白い床は、日照時間が短いことで明るい色使いが生まれた北欧のインテリアスタイルにぴったり合います。
空間全体を明るく見せてくれるので、ファブリックアイテムでどんな色を取り入れてもまとまりが生まれやすいメリットがあります。
思い切って好きなカラーを取り入れて、おしゃれな北欧スタイルを楽しみましょう。
北欧風インテリアについてもっと知りたい方はこちら
清潔感のある白い床は、無駄な要素をなくしたミニマルで機能的なシンプルスタイルを合わせるのもおすすめです。
必要最低限のアイテムと装飾で作られた空間には、他の何色でもない真っ白な床がぴったり。
写真のように、ヘリンボーンスタイルの床材を取り入れれば、シンプルな中にも遊び心をプラスでき、さらに自由なスタイリングを楽しむことができます。
マクラメやジュートなどの天然素材がアクセントになるボヘミアンスタイルも、白い床のお部屋で取り入れやすいインテリアスタイルです。
生成りやライトベージュ系のアイテムは白と色味が近いので組み合わせやすく、ワントーンのグラデーションを作れるので統一感のある空間に仕上がります。
アートやオブジェをたくさん飾って、自由気ままなボヘミアンスタイルを楽しみましょう。
続いて、白い床のお部屋の家具選びについて、おすすめの商品を交えて解説します。
ナチュラルインテリアスタイルがお好きな方におすすめのアイテムは、木の温もりを感じる家具です。
ナチュラルウッドの家具は、白い床が作るお部屋の明るさを活かしたスタイルにぴったり。
ベージュやグリーン、イエローなどアースカラーのファブリックを合わせれば、穏やかで優しい印象のお部屋に仕上がります。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/table/products/hot-534na]
明るく優しい木目のカラーが特徴のアッシュ材突板を使ったセンターテーブルです。天板の下にも板があるので、リモコンやティッシュ、雑誌などこまごましたものを収納でき、さっと取り出せる機能性が嬉しいポイントです。船底型にカーブした天板で、丸みを帯びた優しい印象に。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/chair-stool/products/guy256-chair]
どこかレトロな雰囲気をまとった、天然素材ラタンを手作業で丁寧に編み込み作られているコンパクトなチェアです。一つ一つ手作りされているので、同じものはなくそれぞれに自然な表情を感じることができます。流れるような曲線が美しく優しい印象のシルエットで、ナチュラルインテリアやボヘミアンスタイルにぴったりです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/sofa/products/rto882-sofa?variant=46038132949227]
北欧インテリアらしさがたっぷりのソファです。
流れるような木目が美しいアッシュ材をフレームに使用し、穏やかなグレーのファブリッククッションを組み合わせた人気アイテムです。クッションやブランケットなどのファブリックアイテムで差し色をプラスして、コーディネートを楽しみましょう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/low-board/products/tim-32?variant=46056145289451]
穏やかな木目と優しい色合いが特徴の天然木オークの化粧繊維板を使用したTVボードです。木材の持つ軽やかなブラウンは、白い床と相性抜群。ラグや照明などの周辺アイテムでカラーコーディネートをするのが楽しみな色味です。横幅が150cmと大きめのサイズなので、テレビ台としてはもちろん、グリーンやアート、写真立てなどお気に入りのアイテムを飾るのもおすすめです。
白い床のお部屋には、ミニマルで洗練された印象のモノトーン家具もよく合います。
明度の低い色味の家具を集めることで床の白さが引き立つ、クリーンなムードのお部屋に。
白い床とのバランスを取るために、カーテンやラグ、クッションなどのファブリックはグレーなどの中間色を取り入れるのがおすすめです。
空間にまとまりが生まれ、洗練された印象に仕上がります。
モノトーンスタイルについてもっと知りたい方はこちら
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/table/products/hit-242]
マットなブラックアイアンの曲線がモダンな印象のガラステーブルです。脚部は直線的でシャープなデザインになっており、軽やかなガラスとのコントラストを楽しむことができます。ガラス天板なので、床の白やラグの色味を楽しむことができ、コーディネートの幅を広げてくれます。また、ガラスとシャープなアイアンの組み合わせは圧迫感がなく、コンパクトなお部屋に取り入れやすいのも嬉しいポイントです。
白い床のお部屋なら、思い切ってカラフルな家具を取り入れるのもおすすめです。
テーブルやベッドなどの大型家具で色を取り入れる場合は、合わせるチェアやベッドカバーなどのファブリックアイテムで中間色を選ぶとバランスが取りやすくなります。
「大型家具でカラフルな色を取り入れるのは難しそう…」という方には、アクセントカラーでビビッドな色味をプラスするスタイルがおすすめです。
グレーやベージュなどのシンプルな色味で大型家具を統一し、カーテンやラグ、スツールやアートなどの雑貨で思い切った色味のアイテムを追加しましょう。
色をたくさん使ってもまとまりが生まれやすいのは、白い床のメリットの一つといえます。
白い床のお部屋は開放感のある広々とした空間に見えるので、ファブリックアイテムや雑貨でさまざまなアレンジを楽しむことができます。
ここでは、白い床を引き立てるテキスタイルやお部屋を彩る雑貨アイテムをご紹介します。
白い床には家具との中間色になる色味のラグや、お部屋のアクセントになる色味のカーペットを敷くのがおすすめです。
色味のある家具を設置すると足元の白とのギャップが生まれてしまいますが、ラグやカーペットで中和すればバランスのいい空間に仕上がります。
家具の色味のトーンを落ち着いたもので揃える場合は、鮮やかな色のラグを足元にプラスすることでさまざまなインテリアテイストを楽しむことができます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/rug/products/erm-rug-rumie]
グレーの生地にホワイトの糸で幾何学模様をあしらったデザインのラグです。ラグの白と床の白がリンクするので、簡単に足元の統一感を出すことができます。ふわふわのパイルは素足で触れたくなるような気持ちよさ。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/rug/products/tzr-1351]
ホテルや商業施設の床にも使われるナイロン素材をハイカットパイルで仕上げたラグです。摩擦強度が高く耐久性に優れているので、長く愛用することができます。パールのようなあたたかみのあるホワイトが、白い床にすっと馴染みそうです。
少しずつバランスをみながら白い床と家具のバランスを取る場合は、クッションやカーテンからスタイリングを始めてみましょう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/ouminoasa-drapecurtain?variant=46160986046699]
豊かな自然に恵まれた、琵琶湖周辺の湖東地域で作られる「近江の麻」シリーズのドレープカーテンです。麻ならではのナチュラルな風合いと色味が、白い床のお部屋にぴったり。また、リネンは太陽の光を優しく通すので空間全体が明るく見える白い床とも相性抜群です。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/airycanvas-drapecurtain?variant=46142495326443]
キャンバス地のように軽やかな表情を見せてくれるドレープカーテンです。リネンとコットンのミックス生地なので、自然素材のナチュラルな風合いを残しながらもぱりっとした清潔感のあるクリーンな印象に。ベージュとカーキを混ぜたような絶妙な色合いも白い床によく合うカラーです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/ashlinen-drapecurtain?variant=46146863005931]
良質なリネン100%のドレープカーテンです。セピアグレーという名前の通り、少し霞がかった落ち着いたグレーの色味が特徴的。シンプルモダンなスタイルや、ミニマルインテリアがお好きな方におすすめの一枚です。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/products/solidshade-drapecurtain?variant=46130565841131]
岩肌や地層のようなゴツゴツとした表情をジャカード織で表現した遮光1級カーテンです。自然の風合いを感じる特徴的な生地と、白い床に自然に馴染むナチュラルなカラーで、お部屋をシックな印象に仕上げてくれます。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/drape-curtain/products/anthos-drapecurtain?variant=46111643304171]
ナチュラルインテリアがお好きな方におすすめな、草花模様が可愛らしいデザインのドレープカーテンです。生成りのようなまろやかな色合いの生地に、丁寧にお花の刺繍を施しています。白い床で明るい印象の空間にあたたかみを加えてくれそうな、優しい印象の一枚です。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/tassel/products/fn130-tassel?variant=46049690452203]
カーテンと一緒に使えるシンプルなロープタイプのタッセルです。カフェオレのようなまろやかなグレージュカラーは、シンプルなデザインのカーテンをさらに美しく引き立ててくれます。4色のカラーバリエーションがあるので、カーテンに合わせて付け替えるのもおすすめです。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/cushion/products/eeli-daina-cushioncover?variant=46049586938091]
リトアニアの最高級のリネンを使用し、クラシックでありながらシンプルで機能的なデザインのクッションカバーです。四辺をぐるりとフリンジで囲った、リネンの風合いを存分に感じることができるアイテム。ふんわりとしたベージュは、白い床や木材の家具と美しく調和します。
ミニマルな空間になりがちな白い床のお部屋には、空間に彩りを加えてくれるアイテムをプラスしましょう。
[https://wardrobe-sangetsu.jp/collections/interior-goods/products/grn17?variant=46033276698859]
まるで本物の植木のようなリアルな葉っぱの質感を楽しむことができる、オリーブのフェイクグリーンです。オリーブの葉っぱはマットに仕上げており、少し白んだ風合いが本物そっくり。白い床とも相性のいいライトな色合いです。
白い床のお部屋に多く持たれているのは、やはり綺麗に保つメンテナンスについての不安でしょうか。
白い床は汚れが目立ちやすい反面、汚れにすぐ気が付くことができるメリットがあります。
日頃のケアの積み重ねで、綺麗な白い床ならではの明るい空間を維持しましょう。
日常的なお手入れは、一般的なフローリングであれば掃除機で埃やゴミを吸い取るだけで十分です。
食べこぼしや床の汚れが気になる際は、モップをかけたり水で濡らした布巾でよく拭き取りましょう。
白い床のお部屋では、家具の移動で生じる摩擦跡に気をつけましょう。
床を保護するシリコンやラバー素材が付いた家具を引きずってしまうと、摩擦によって跡が残ってしまいます。
家具を移動させる際は安全に持ち上げて運ぶか、フエルトなどの跡が残らない保護材を貼り付けるとよいでしょう。
今回は、白い床についての魅力を深掘りし、白い床ならではのインテリアコーディネートやおすすめのアイテムをご紹介しました。
白い床は、コンパクトなお部屋でも開放感のある広々とした空間に見せてくれる視覚的な機能や、清潔感や洗練された印象をプラスしてくれるデザイン性の魅力を兼ね備えています。
さまざまなインテリアテイストに挑戦しやすいので、自分らしい空間づくりにぴったりです。
WARDROBE sangetsuでは、白い床のお部屋にぴったりなカーテンや家具、雑貨を豊富に取り扱っています。気になるものはぜひチェックしてみてくださいね。